多くのラーメンファンに支持されている「寿々㐂家(すずきや)」。今、家系ラーメンNo.1としての呼び声も高い人気ラーメン店です。まだ食べたことがなかったので、その味を確かめに行ってきました。
「寿々㐂家(すずきや)」について
「寿々㐂家」は1990年に創業した人気の家系ラーメン店。相鉄線 上星川駅から約600mほど離れた場所にあります。
はまれぽさんが作成した「家系ラーメン家系図」によると、総本山の「吉村家」→「本牧家」→「寿々㐂家」となっています。「本牧家」は「吉村家」の支店として位置づけられ、2023年に閉店しました。
「寿々㐂家」の家系ラーメンは「吉村家」を源流とする、いわゆるクラシック系です。2017年には横浜・曙町に支店を出店しています。
クルマでアクセスしやすい立地
「寿々㐂家」には店舗のある国道16号沿いに駐車場が7台分用意されており、クルマでのアクセスがしやすいといえます。
私が訪れた土曜日の朝10:00過ぎにはまだ駐車場にクルマは1台もいませんでした。開店は11:00からなので駐車場にクルマを停め、車内でしばらく待ちました。10:30前に店の前に行くと、既に2人並んでいました。
開店直前、後ろを振り返ると、行列は30人くらいにまで増えていました。
メニューはラーメンのみ
11:00過ぎに店のシャッターが開くと、順番に店内に案内され、券売機で食券を購入します。券売機のボタンはラーメン並(900円)、ラーメン中(1000円)、ラーメン大(1100円)と超シンプルです。
そのほかチャーシュー(+3枚、250円)、のり増(+5枚、200円)、味玉(120円)、ライス(130円)、ビール(350円)があります。
私はラーメン並と、家系ラーメンではお約束のライスを購入。
席はカウンターのみで11名分。早く到着した甲斐があり、1回転目に入店できました。席に座わり、スタッフの方に食券を渡すと、麺の固さや味の濃さを聞いてくれます。
バランスの良さが行列してでも食べたくなる理由?
ほどなくすると、ラーメンとライスが運ばれてきました。ラーメンのトッピングはチャーシュー1枚、ほうれん草、のり3枚。
ライスは一般的なラーメン店の「ライス小」サイズかなと。ごはんの上には、たくあんが2切のっています。
味の濃さは「普通」にしましたが、スープは豚骨や醤油の味がしっかり感じられます。
卓上にはコショウ、酢、豆板醤、おろしニンニク、おろしショウガが置いてありましたが、味変することなく完食しました。
同じく「吉村家」を源流とする「杉田家」と比べると、豚骨感が抑えられていて(個人の感想です)、これがバランスの良さにつながっているのではないかと思いました。多くの人が行列しても食べたくなる理由がわかった気がします。
「寿々㐂家(すずきや)」概要
住所:横浜市保土ケ谷区上星川2-3-1
電話:045-371-6180
営業時間:平日11:00~21:00、土日祝11:00~20:00
定休日:水曜・第3木曜
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