本格的な中華料理の名店が軒を連ねる横浜中華街ですが、近年は食べ歩きグルメを提供する店が拡大しています。春節終盤で賑わう中、気になっていたお店を巡ってみました。
- 台湾でポピュラーな鶏肉の巨大唐揚げ「大鶏排」
- 「横濱炸鶏排 横浜中華街本店」概要
- ストローで肉汁を飲む「大籠包」
- 「開華楼 横浜大世界店」概要
- 「皇朝」の3種類の点心が味わえる「食べ歩きセット」
- 「皇朝 点心舗2号店」概要
台湾でポピュラーな鶏肉の巨大唐揚げ「大鶏排」
最も気になっていたのは「大鶏排(ダージーパイ)」。台湾の屋台などで提供される巨大な鶏の唐揚げで、「炸鶏排(ザージーパイ)」とも呼ばれています。
今、横浜中華街では「大鶏排」「炸鶏排」を扱うお店がたくさんありますが、私が向かったのは「横濱炸鶏排 横浜中華街本店」。その名の通り「炸鶏排」の専門店です。訪れた日は祝日だったので、たくさんの人で賑わっていました。
同店の「炸鶏排」(税込650円)は秘伝のタレにじっくりと漬け込んだ国産鶏の胸肉にタピオカ粉を使った衣を付けて揚げています。揚げ立てを提供してくれるので、外はカリっと、中の鶏肉はとってもジューシー。大きさは顔と同じくらいのサイズで食べ応えがあります。
台湾特有の香辛料がかかっていて、日本の唐揚げやファミチキとは一味違います。また食べたくなる味です。店舗前のテーブルにスパイスが置いてあり、これをふりかけて味変することもできます。
「横濱炸鶏排 横浜中華街本店」概要
住所:横浜市中区山下町106-10 前田橋レジデンス1階
電話:045-514-7254
営業時間:平日11:00~18:00、土曜・日曜・祝日:10:30~18:00
定休日 なし
公式サイト:https://www.taiwan-karaage.com/
▼市場通り店もあります
ストローで肉汁を飲む「大籠包」
次に向かったのは「開華楼 横浜大世界店」。同店の名物「大籠包」(税込600円)がテレビのグルメ番組で度々紹介され、大きめの小籠包にストローがささっているという見た目が印象的で気になっていました。
販売場所は、横浜大世界の入口横にある屋台です。スタッフにオーダー後、支払いをすませ、商品を受け取ります。
店内にはイートインスペースがあるので、落ち着いて味わうことができました。ストローは最初に小籠包の肉汁を吸って味わうためのもので、この肉汁が脂っこくなく、スープのようにゴクゴク飲めます。
ある程度スープを飲んだら、大籠包の皮と中身を堪能します。スープに浸っているのでジューシーです。シンプルな味わいでおいしかったです。人気なのもうなづけます。
「開華楼 横浜大世界店」概要
住所:横浜市中区山下町97 横浜大世界 1階
電話:045-681-5610
営業時間:平日10:30~20:00、土曜:10:00~21:00、日祝10:00~20:00
定休日:なし
公式サイト:https://www.daska.jp/
▼横浜博覧館にも店舗あり
「皇朝」の3種類の点心が味わえる「食べ歩きセット」
世界の料理大会で賞された職人が在籍する「皇朝」。肉まんを中心に餃子、焼売、小籠包など様々な商品を販売しています。皇朝の多彩な点心を気軽に楽しめるのが「皇朝 点心舗」です。
南門シルクロードにある「点心舗2号店」 で購入したのは世界チャンピオンの肉まん(2個)、ゴマ団子(2個)、焼き小籠包(4個)で税込1100円という「食べ歩きセット」。2人で分け合うのにちょうどよいボリュームです。
世界チャンピオンの肉まんは直径5cmと小ぶりなのが特徴です。肉まんの皮と餡の調和を追求したところ、試行錯誤の末、このサイズに行きついたそう。食べ歩きには最適な大きさです。餡は肉の割合が高く、濃い目の味つけで独特でした。
焼き小籠包はあふれる肉汁が絶品。焼き立てアツアツなうえ、肉汁がたっぷりなので、かんだ時に服などにかからないように十分注意してください。
ゴマ団子の餡は小豆餡と黒ゴマ餡のオリジナルブレンドになっています。食べ歩きの〆にピッタリでした。
「皇朝 点心舗2号店」概要
住所:横浜市中区山下町81
電話:0120-290-892
営業時間:月~金・日10:00~20:00、土・祝前日9:30~21:00
定休日:なし
公式サイト:https://e592811.gorp.jp/
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