2024年6月に新たな横浜DeNAベイスターズのオリジナルフードに加わった「すたぁ麺」。10月に横浜スタジアム(ハマスタ)で開催された「2024 JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」のパブリックビューイングの機会に食べることができました。
「飯田商店」とのコラボが実現した背景
神奈川県湯河原町町にある「らぁ麺 飯田商店」は、日本一予約の取れないラーメン店」といわれています。地元・神奈川の名店とのコラボレーションメニューを作りたいと考えた横浜DeNAベイスターズの飲食部員・牧山佳奈さんは、同店の予約を1カ月半かけて取り、2023年11月に初めてお店を訪れました。
牧山さんは「子どもから大人まで、みんなが楽しめるスタジアムグルメを作りたい」と、コラボレーションメニューにかける思いを込めた手紙をスタッフに託します。その2日後、牧山さんの想いに共感した店主の飯田将太さんから電話が! ここから「すたぁ麺」の開発がスタートしました。
飯田さんは横浜スタジアムに足を運んで、来場者の客層や観戦時に食べやすい形態を自分の目で確認。その結果、汁のない「まぜそば」という形で提供することにしたそうです。
記者発表会の様子はAll About ニュースで紹介しているので、そちらをご覧ください。
汁がない「まぜそば」なので席まで運びやすい
「すたぁ麺」の販売場所は、横浜スタジアム内5ゲート横、「濱星商店(はますたしょうてん)」。価格は税込1400円です。
この日はハマスタに入場後に「濱星商店」に向かったので、行列はありませんでした。オーダー後、すぐに「すたぁ麺」を受け取ることができました。汁がない「まぜそば」なので、席まで運ぶ時に気を遣わないでいいのがうれしい!
まぜそば「すたぁ麺」の味は?
フタを開けると、ブラックペッパーとベーコンの良い香りが立ってきます。麺はうどんのような太麺で、かみ応えがあります。鶏ガラダレには「貝のうま味」と「ニンニク」の風味が少しだけ加えてあるそう。
具材の九条ネギは京都直送。飯田商店でも使用しているものです。のりは有明産のばらのり。ベーコンは世界的な評価を受けている、厚木ハムのものを使用。
九条ネギ、ばらのり、ベーコンの油が全体にいきわたるようによくまぜます。食べる度に、ネギの清涼感、のりの香ばしさ、厚み10ミリにカットされたベーコンのうま味が口に広がります。
さらにレモンを絞ると味変します。麺の量は200グラムあるのに、あっという間に食べてしまいました。
10月26日から横浜スタジアムで「SMBC日本シリーズ2024」がはじまります。ソフトバンクホークスの応援で来浜されるファンの方にもぜひ食べていただきたいです。
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