2016年7月に創刊40周年を迎えた少女漫画誌の月刊「LaLa(ララ)」。東京、福岡と巡回してきた「LaLa40周年記念原画展〜美しい少女まんがの世界〜」が、11月23日からそごう横浜店6階のそごう美術館ではじまりました。時代を超えて愛され続けている「LaLa」は、これまでに数多くの作品を生み出してきました。その中から「LaLa」に掲載された、総勢63名の作家による原画270点以上が展示されています。どんな原画展なのか、取材させていただきました。※会場内は決められた場所以外での撮影は禁止となりますので、ご注意ください。
▲そごう美術館のエントランス。期待に胸が高まります!
▲総勢63名の作家の原画270点以上が展示されています
▲「LaLa」の歴史を振り返る年表のコーナーからスタート
原画は5つのコーナーに分類されて展示されています。原画のほか、お仕事道具や「LaLa」のふろくなどを集めた展示コーナー、いろいろな先生方の40周年記念メッセージがかかれた「サイン色紙コーナー」なども。
▲Pretty……チビ猫からニャンコ先生まで「LaLa」が生んだかわいいキャラの原画を展示
▲School……学園物作品の原画を展示
▲Ikemen……「LaLa」に登場した美麗男子キャラの原画を展示
▲Fantasy……ファンタジー・SF作品の原画を展示
▲Love……恋愛をテーマとした作品の原画を展示
▲葉鳥ビスコ先生のお仕事道具の展示コーナー
▲創刊号・ふろく・応募者全員サービスグッズを多数展示している「LaLa room」。「これ、持ってたー!」と心の中で叫ぶ方は多いはず
▲感想を書くことができる、メッセージコーナー。初日にも関わらず、さっそくメッセージが記入されていましたよ
横浜展では、原画20点追加展示や「原稿」の展示など、これまでの内容をボリュームアップして開催。
▲「Fresh LaLa」コーナーでは、初公開の原画を合計20点追加展示。前期(11/23~12/22、時計野はり・仲野えみこ・夢木みつる・晴海ひつじ)と後期(12/23~2017/1/15、あきづき空太・池ジュン子・斎藤けん)各10点ずつ、入れ替えて展示されます。今の「LaLa」の新しいパワーを感じられる作品が集合!
▲成田美名子先生(上画像)とあきづき空太先生の原稿も追加展示されました。私が学生のころに何度も読み返した『CIPHER』のワンシーンで感激!
上記のほか、単行本閲覧コーナー、平日限定プレゼント(来館先着100名、オリジナルコースター)、新作オリジナル版画や新作グッズの販売もあります。
▲横浜展から、新作版画(成田美名子先生、清水玲子先生、あきづき空太先生)の販売が開始に
▲コロンバンコラボクッキー(左)と、新作グッズの「クリアファイル」(右)
▲「公式ビジュアルブック」など、会場内物販コーナーだけで販売される「LaLa40周年記念原画展」オリジナルグッズはいろいろ
▲こちらのフォトスポットでは、撮影OKですよ~
学生時代に読んでいた作品の原画を懐かしく感じるとともに、読んだことのない作品や新しい作品の原画を見て、「この絵、好きかも!」「読んでみたい」とも感じました。最終話まで読んでいなかった作品、もう一度読み返したい作品のことなどを思い出し、少女まんがを再び手にしてみようかしら、と。もう大人なので、少女まんが、「大人買い」しちゃおうかな!(笑)
■LaLa40周年記念原画展〜美しい少女まんがの世界〜
会期:2016年11月23日(水・祝)~2017年1月15日(日)※会期中無休
会場:そごう美術館(そごう横浜店6階)
開館時間:10:00~20:00 ※入館は閉館30分前まで、12/31は19:00閉館
入館料:一般1000(800)円、大学生・高校生800(600)円、中学生以下無料
※税込、( )内は20名以上の団体料金
※「クラブ・オン」「ミレニアム」カードをお持ちの方、障害者手帳各種をお持ちの方および同伴者1名は( )料金で入館可
©木原敏江・大島弓子・成田美名子・ひかわきょうこ・清水玲子・津田雅美・樋野まつり・緑川ゆき・葉鳥ビスコ・あきづき空太・藤原ヒロ/白泉社
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