明治期、生糸(絹)輸出の中心地だった「横浜」。絹と共に発展した横浜から、絹の魅力を発信しようと、2016年、第1回「絹フェスティバル」が開催されました。2回目となる今年もさまざまなイベントを通して、絹の魅力を発信しています。
▲型絵染作家である岩井香楠子さんの作品。「着た人を美しく、可愛らしくする」をテーマに作品づくりに励んでおられるとのこと。(写真中央)訪問着(表地、842,400円税込)(2017年10月7日撮影)
参加施設のひとつとなっている横浜タカシマヤでは、横浜ゆかりの作家や初代横浜マイスターによるきもの・スカーフの作品展、横浜スカーフで製作したドレスを着用したファッションショーなど、昨年よりもパワーアップした内容で開催されます。フェスティバルの一環として10月10日(火)まで7階きものサロンで行われている「横浜女流作家展」を取材させていただきました。
同展では、横浜在住の型絵染作家である岩井香楠子さんの作品(上画像)をはじめ、女流作家5名の個性あふれる作品を紹介しています。
▲手前から、友禅作家の坂井三智子さん、水橋さおりさん、大野深雪さんの作品展示・販売(2017年10月7日撮影)
▲横浜の風景を描いた坂井三智子さんの訪問着(302,400円税込)(2017年10月7日撮影)
「LOVE横浜」をモチーフにしたスカーフもステキなデザイン!
▲大野深雪さん作スカーフ(102,600円税込)(2017年10月7日撮影)
▲水橋さおりさん作スカーフ(91,800円税込)(2017年10月7日撮影)
▲坂井三智子さん作スカーフ(86,400円税込)(2017年10月7日撮影)
▲話題のパンダやハロウィンをテーマにした帯もかわいい! どちらも坂井三智子さん作(194,400円税込)(2017年10月7日撮影)
▲かわいいデザインの和小物も(2017年10月7日撮影)
「横浜女流作家展」は7階きものサロンで10月10日(火)まで(最終日は18:00閉場)。「初代横浜マイスター和裁士 鈴木榮治作品展」も同時開催しており、10月9日(月・祝)14:00~ライブパフォーマンス&トークショーも行われます。10月11日(水)~17日(火)までは「丹後の職人展」を開催。
▲1階特設会場では、10月11日(水)~17日(火)まで「横浜スカーフ展」を開催。10月11日(水)には、横浜スカーフ親善大使と横浜ファッションデザイン専門学校の学生によるスカーフドレス店内ウォーク(11:00~、14:00~)を開催(2017年10月6日撮影)
横浜市内の8つのホテルによるシルクスイーツの期間限定販売も
横浜市内8つのホテル(ホテルニューグランド、ホテルモントレ横浜、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ、横浜ロイヤルパークホテル、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、横浜ベイホテル東急、ローズホテル横浜、新横浜プリンスホテル)では、シルクを使ったコースやスイーツを限定販売しています。期間中だけの珍しいスイーツ、食べてみては。
▲横浜ロイヤルパークホテル「シルクフロマージュ」
▲ローズホテル横浜「Silk of Heart」
上記のほか、6ヵ所をめぐる「開港158 年・絹フェススタンプラリー」も開催。また、11月15日(水)の「きものの日」には、横浜・大さん橋で「ヨコハマ“絹FES” in 大さん橋」も開催予定。くわしくは、横浜タカシマヤほか参加施設で配布しているチラシにて。
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