2010年9月に閉鎖した、横浜ベイブリッジ併設の歩行者専用道路施設「スカイウォーク」。2019年4月より大黒ふ頭に着岸する超大型客船やベイブリッジを通過する客船の見学施設として活用されることになりました。プレス向けに見学会が行われましたので紹介します。
※画像はすべて2019年3月25日撮影
スカイウォークは、横浜ベイブリッジを通る首都高速湾岸線の下に設置されている歩行者専用の道路施設。横浜市道路局の管轄となっていますが、客船の見学施設として活用するにあたり、横浜市港湾局が道路局から借りるかたちで運用します。
出入口となるスカイタワーからエレベーターで3階へ。片道約320メートルのスカイプロムナードを歩き、スカイラウンジへ。トイレやエレベーターの改修以外は必要最低限の修復のみ行っているとのことで、かつての姿がそのまま残っています。
約9年ぶりに客船の見学施設として一部再開する「スカイウォーク」。3階にあがるエレベーターからみなとみらいが見えました。プレス内覧会にて撮影。 #yokohama #横浜 記事⇒https://t.co/vUhocLLfcd pic.twitter.com/LYDgXKGozw
— 横浜ウォッチャー (@yukaritanabe) 2019年3月27日
今回は開放されるのは、外港(大黒ふ頭)側の通路のみで、内港(みなとみらい21地区)側の通路は通行不可となっていますので、ご注意ください。
約9年ぶりに客船の見学施設として一部再開する「スカイウォーク」。歩行者通路のすぐ横を車やトラックがバンバン走るのも懐かしい!プレス内覧会にて撮影。 #yokohama #横浜 記事⇒ https://t.co/vUhocLLfcd pic.twitter.com/wlL3K49NUP
— 横浜ウォッチャー (@yukaritanabe) 2019年3月28日
▲カメラ穴は健在!
▲プレス見学会の日は「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(総トン数168666トン/全長348メートル)が大黒ふ頭に着岸していました
▲スカイラウンジ。売店等はありません
▲スカイラウンジからはみなとみらい21地区の風景が一望できます
▲横浜ベイブリッジの裏側
▲大黒ふ頭側。ちょうど着岸する様子を見ることができました
開放される日は下記のいずれかに該当する日のみ。
日時は港湾局のホームページ等で約1ヵ月前に告知します、とのことです。
URL:https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/minato/
スカイウォークへの入場は無料。開放日には駐車場(有料)が一部開放される予定。横浜市営バス(17系統「スカイウォーク入口」下車、109系統「スカイウォーク前」下車)で訪れることも可能ですが、運行本数がかなり少ないのであらかじめ時刻を調べておくことをおすすめします。
URL:https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/
ゴールデンウィーク期間中、下記の日時にスカイウォーク開放が実施されます。
4月19日(金) 9:00~18:30<クイーンエリザベス 着岸7:00/離岸18:00>
4月27日(土) 10:00~17:00<MSCスプレンディダ、アザマラ・クエスト 7:00/17:00>
4月28日(日) 9:00~18:30<クイーンエリザベス 7:00/18:00>
5月5日(日) 9:00~18:30<クイーンエリザベス 7:00/18:00>
5月6日(月・祝) 10:00~17:00 <MSCスプレンディダ 9:00/18:00>
ただし、大黒ふ頭客船見学会(有料)が行われるため、駐車場開放はありません(一般車両は入場不可)。大黒ふ頭客船見学会については下記ページをご覧ください。
URL:横浜市港湾局 大黒ふ頭客船見学会
隣接する大黒ふ頭客船ターミナル内もお披露目されました。2棟で構成されているCIQ(※)棟は、下船・乗船の同時手続きや乗下船客が多い超大型船では通路でつないで一体的に利用することも可能。
※税関(Customs)、出入国管理(Immigration)、検疫所(Quarantine)
広大な敷地で、大型バスのツアー発着、ドライブ&クルーズ(自家用車預かり)、フライ&クルーズ(首都高速道路のインターチェンジから羽田空港まで約20分)など、多彩なクルーズサービスに対応します。
約9年ぶりに一部開放されるスカイウォーク。日にち限定ではありますが、スカイウォークならではの景色を見に訪れてみては。
URL:横浜の港 横浜市
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