JR石川町駅から徒歩約10分、心臓破りの坂ともいわれる地蔵坂を上り切った先にある「季節の喫茶 吉住」さん。コーヒーを愉しむ喫茶店ということで、「冷たいコーヒー」が3種類も用意されています。それぞれ飲んでみましたので特徴を紹介します。
※2023年8月に閉店。2023年12月に「CAFE YOSHIZUMI」と改称し、伊勢佐木町7丁目に移転オープン
3種類の「冷たいコーヒー」について
吉住さんには淹れ方の違いによる3種類の「冷たいコーヒー」があります。
1つ目は「アイス珈琲」。豆はブラジル屋のヨーロピアンブレンドを使用。大きなネルフィルターで1~2リットルほど抽出し、冷蔵庫で冷やしたものです。
オーダー後、なる早で出てきて、量もたっぷり。「暑い! ごくごく飲みたい!」時に。しっかりとした苦味が感じられます。
「なんちゃってティラミス」とともに。
2つ目は「急冷式アイス珈琲」。オーダー後にネルドリップでコーヒーを淹れ、氷の入ったグラスに注いでくれます。
豆は「アイス珈琲」と同じヨーロピアンブレンドですが、急冷式のほうがクリアな印象です。
「牛乳かんてん」とともに。
3つ目は「水出し珈琲」。専用の器具を使い、ポタポタと点滴のように時間をかけて水で抽出したものです。豆はその時によって変わるとのこと。
この日は「トラジャ カロシ」でした。コーヒーと氷の入ったグラス、シロップがサーブされます。
まずはそのままで。香りがすばらしく、しっかりと濃い味わい。次は氷の入ったグラスにそそいで。少しずつ氷を溶かしながらいただきます。
最後はシロップを全部入れて。少しだけ入れるよりも、しっかりと甘くしたほうがおいしかったです。ちなみに、ミルクはつけてもらえません(水出し珈琲にはミルクは合わないとのことで)。
「珈琲ゼリー」とともに。
価格的には、アイス珈琲<水出し珈琲<急冷式アイス珈琲となります。7月から価格が変更されたので、次回それぞれの価格をチェックしてきます。
3者3様、それぞれおいしく甲乙つけがたいです。強いておすすめを挙げるながら「水出し珈琲」がいろいろな飲み方ができ楽しかったです。お試しあれ。
7月からネルドリップにチェンジ
2020年3月の開店以来、陶器の円錐ドリッパーにネルのフィルターをセットするスタイルだった吉住さん。この7月から完全(?)なるネルドリップにチェンジされました。
コーヒー豆も木更津「ブラジル屋」のものから、メニューの大半が自家焙煎に。目指すスタイルに進化し続ける吉住さん。また、時々立ち寄ってみたいと思います。
季節の喫茶 吉住(よしずみ)概要
住所:横浜市中区柏葉109-3
営業時間:11:00~19:00 ※土曜は不定期で20:00まで営業の日あり
定休日:月、火曜 ※祝日は営業する場合あり、その他不定休あり
電話番号:045-263-8433
アクセス:JR石川町駅から徒歩約10分
URL:https://www.instagram.com/hiromi_inage/
※2023年8月に閉店。2023年12月に「CAFE YOSHIZUMI」と改称し、伊勢佐木町7丁目に移転オープン
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