NHK BSプレミアム『パン旅。』(2021年3月12日放送)では、「横浜 メード・イン・ジャパンの新しい風」と題し、木南晴夏さんと眞鍋かをりさんが日本のパン発祥の地・横浜のパン屋さんを2軒訪ねました。
元町「O to U(オートウー)」のあんぱんが登場したので、くわしく紹介。
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1軒目:反町「GORGE(ゴルジュ)」
1軒目は、反町(たんまち)にある祖父の代から三代続く「GORGE(ゴルジュ)」さんの多彩な食パンを紹介。
雑誌「BRUTUS(ブルータス)」のカスタード特集でもクリームパンが紹介されていたので行ってみたいと思っていましたが…、行っておけばよかった!
2軒目:元町「O to U(オートウー)」
2軒目には、元町の「O to U(オートウー)」さんのあんぱんが登場しました。
オープンから1ヵ月後くらいにイートイン(←現在は休止中)しながらお話を伺ってブログ記事を書かせてもらったのが懐かしいです。
オートウーさんには小ぶりで美しいパンが約50種類並びます。店主の薄井さんに会った木南さんの感想は「アニメっぽい店主さん。異世界」。
試行錯誤を続けるオートウーの「あんぱん」
オートウーの「あんぱん」はあんがたっぷりサンドしてあります。キャラクターみたい、動き出しそう、と木南さん。
小豆の香りが強く、甘くないあん。バターが香るブリオッシュにサンドされています。
和と洋を組み合わせたかった、と薄井さん。日本のあんことフランスのパン・ブリオッシュを組み合わせた「あんぱん」は、馴染みのあるネーミングでありながら、オートウーならではの斬新な商品です。
オープン当初から販売されている看板商品ですが、何度も味を変えていますと、テレビで紹介されていました。
私が購入したオープン当初は黒糖を使ったあんこでした。が、年配のお客さんからは甘すぎる、若い方からは甘くないと言われ、悩んでいたそう。ある時「素材の味が感じられるように作ればいいんじゃないの」と常連さんからヒントをもらい、砂糖をギリギリまで控え、小豆の味が感じられるところを探り、今に至ります。
あんこはつぶし過ぎずに食感を残し、パン生地に入れて焼くと水分が飛ぶので、サンドする形に。
1年ぶりに食べてみましたが「甘さ控えめ」という印象はそのままで、小豆のふっくらとしたつぶつぶ感、ブリオッシュのバターの香りがより感じられるあんぱんに進化していたように感じます。
小ぶりな甘系デニッシュが人気
約1年ぶりに再訪できたのですが、人気の甘系デニッシュは種類が増えていました。
おもしろい組み合わせなのが「マッチャとカシス」「クリとレモン」「あんこフランボワーズ」の帯を巻いた3種類のデニッシュ。これまた意外性ある組み合わせだなぁと。「クリとレモン」が好みです。
テレビに出たので、ますます完売する時間が早くなりそう…! シナモンロールやショクパンなど、まだまだ食べてみたいパンがあるので、また行かなくちゃ。
▼店名「O to U(オートウー)」の意味などお話を伺ったブログ記事はこちら
O to U(オートウー)概要
住所:横浜市中区元町1-54 リブレ2階
定休日:月、火 ※祝日の場合は営業
営業時間:9:00~17:00 ※なくなり次第終了
アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅(5番出口)より徒歩約2分
臨時休業&営業のお知らせはインスタグラムをご覧ください。
URL:https://www.instagram.com/o_to_u/
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