横浜の開花や満開を発表する基準となる桜(ソメイヨシノ)の標本木は、山手エリアにある横浜地方気象台の敷地内にあります。2023年は3月15日に開花し、3月25日に満開となりました。その標本木のある山手エリアから元町、山下公園界隈をお花見しながら散策してみました。※画像はすべて2023年3月29日撮影
元町界隈の桜
元町・谷戸橋の側には「シドモア桜」と呼ばれる桜の木が植えてあります。これは、明治時代に日米友好の証としてアメリカの首都ワシントン・ポトマック河畔に3000本の桜の植樹に尽力したアメリカ人女性・シドモアさんが由来となっています。ポトマック河畔の桜が1991年、日本に里帰りを果たし、シドモアさんがお墓の側に植えられました。里帰りした「シドモア桜」から接ぎ木して増えた苗は、横浜市内を中心に20ヵ所以上に植樹されています。
山手界隈の桜
横浜地方気象台の敷地内にあるソメイヨシノの標本木は、2014年から横浜の桜の開花や満開を発表する基準となっています。桜の開花は花が5~6輪開いた状態で発表され、満開は8分咲きとなったら発表されます。
山下公園ではガーデンネックレス横浜が開幕
3月25日~6月11日まで「ガーデンネックレス横浜」が開催。「みなとエリア」の会場のひとつが山下公園。ガーデンベアのフォトスポットが設置されています。チューリップなどが植えてあるので、またゆっくりと見て廻ろうと思います。
▼お花見弁当は<3種の愛盛弁当>でした!