2016年10月から本格運用がはじまった、水陸両用バス「スカイダック横浜」。「楽しかった!」「もう一度乗りたい」という感想が多いと聞き、私も乗船(乗車?)してみました!
▲赤い車体にクジラのイラストが描かれた、かわいいデザイン
スカイダックの乗り場は、日本丸メモリアルパーク(10:30/12:00/14:00/15:30)と横浜赤レンガ倉庫(土・日・祝日のみ運行)の2ヵ所。休日など混雑時は、増便することもあります。当日の運行の有無、増便についてはスカイダック横浜のFBページをご覧ください。⇒こちら
事前に予約する必要はなく、当日券のみの販売でチケットカウンターで希望する時間のチケットが購入可能です。気象条件等により、急遽運休となる場合もあるようです。(運休時は、上記のFBページに記載されます)
※追記:2017年4月29日から夜間の定期運航となる「トワイライトクルーズ」が始まりました↓ All About NEWSで紹介
▲日本丸メモリアルパークにあるチケット販売所
▲横浜赤レンガ倉庫のチケット販売所。2号館と駐車場の間にあります
秋晴れの日、日本丸メモリアルパークから乗り込み、出発進行! 向かって左側(黒い座席)の前方の席は入水の際に「かなり濡れてしまいます」(ガイドをつとめるアテンドさん)とのこと。が、レインコートが配られるのでご安心を(前方の座席の方々は着用していました)。右側はさほど濡れることはないようです。
▲横面の窓がないので、開放感バツグン! 向かって左側(黒)の一番前の席は水濡れ注意
スカイダックは、日本丸メモリアルパークを出発して、関内方面へ。横浜三塔(横浜市開港記念会館、神奈川県庁本庁舎、横浜税関)の説明を聞きながら進み、横浜赤レンガ倉庫前を通過、みなとみらいのさくら通りを走り抜け、入水ポイントがあるスロープへ。陸からの横浜観光は約10分です。
▲車内からのぞむ横浜市開港記念会館
▲視点が高いので、横浜赤レンガ倉庫もいつもとちょっと違う雰囲気に見える?
▲私が乗車した11月中旬はさくら通りの紅葉がまっさかりでした!
「乗り換えることなく、陸と海からの横浜観光が楽しめます」(アテンドさん)の言葉通り、「3、2、1、スカイダック!」の掛け声とともに、ざっぱーんと大きな音とともに入水しました。迫力満点のスプラッシュのようすは、下記動画で。
ここからは、水上からの横浜観光を楽しみます。橋をくぐったり、大さん橋を海側から眺めたり。客船が入港している日は、そのすぐ横を通るのだとか。客船が好きな方は、横浜市港湾局のサイトでターミナル入出港情報をチェックして、日時を合わせて乗るとよいかも。⇒こちら
▲橋の下が見られるのは、クルージングならでは
▲水上から眺める横浜赤レンガ倉庫は、低い視点から
▲大さん橋を横からのぞむ。けっこう長いですね!
▲横浜ベイブリッジもちょっぴり近く感じます
▲海上からの横浜みなとみらい21地区。建物の並びが波のよう
▲陸路で見た横浜三塔を海上から一度に見られるスポットで停泊
車体は真っ赤なクジラのデザインで水上ではとっても目立つので、こちらに向かって手を振ってくる人がたくさん。手を振り返していると、なんだかテンションが上がってきます。最後のほうは、撮影しながら手を振っていました(笑)。楽しい~!
約50分の水路を楽しみ、入水したスロープをあがったところで水陸両用バス「スカイダック横浜」の横浜ウォッチングツアーは終了です。
▲スロープをあがると、すぐに海水を洗い流します。そのままにしておくと、道路が海水で白くなってしまうのだとか
▲運転手さんは大型二種免許と1級小型船舶の両方の免許を取得しています。入水の瞬間は、左の船舶、右の車、両方の操作をしていましたよ!
▲陸上ではタイヤで、水上ではスクリューで進んでいきます
▲すぐに車体についた海水を洗い流し、次の運行に備えます
料金は、大人3500円、子ども(4~12歳)1700円。正直なところ「気軽」に乗車できる料金ではありませんが、いつもとは違う視点から横浜観光ができ、価格に見合う価値はあったと思います。スプラッシュするところで、遊園地のアトラクション気分が味わえ、アテンドさんのガイドは、説明あり、クイズありで、楽しい時間でした。横浜の思い出のひとつとして、水陸両用バス「スカイダック横浜」での横浜ウォッチングツアーを選択してみては。
▼水陸両用バス「スカイダック横浜」FBページ。運行状況や発車時間が確認できます
https://www.facebook.com/SKYDuckYOKOHAMA/