横浜駅西口にある横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズでは、2018年5月7日から6月30日まで、館内3つのレストランで「九州 大分 “しんけん”うまいっちゃ」と題したグルメフェアを開催中。“しんけん”とは、大分弁で“とても”という意味。文字通り、大分県を中心とした九州の食材を使った、とても美味しいオリジナルメニューや郷土料理を提供しています。
▲オールデイブッフェ「コンパス」入口
しかし……! 大分県の名物メニューって、よく……知らない……ですよ(汗)? というわけで、大分県知事などが登壇する、メディアレセプション&「コンパス」試食会に参加してきましたので、大分県の食材の魅力を紹介します。※画像は2018年5月16日撮影
▲左から、司会をつとめた大分市観光キャンペーンレディ 戸高彩菜さん、樗木(ちしゃき)総支配人、田中市長、広瀬知事、桑原代表、「コンパス」南シェフ、大分県キャラクター「めじろん」
大分県の広瀬知事によると、大分県は、湧水量・源泉数ともに日本一の「おんせん県」。たしかに、別府温泉や湯布院温泉は有名ですよね!
このほか広瀬知事は、「西側は九州の屋根・くじゅうの山々に囲まれ、東側には九州の玄関口といわれる港が多くあります。リアス式海岸で、おいしい魚も多くとれるんですよ。今年は国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭が、来年にはラグビーW杯の試合が5試合、行われます。ぜひお越しください」と、大分県の観光について紹介。
大分県の南に位置する佐伯市(さいきし)の田中市長は、佐伯市の豊富な食材をPR。特に水産業では、ヒラメの養殖は全国1位、ブリの養殖は3位、クロマグロの養殖もスタートし、大分県の60%の生産高を占めているんですって。
▲大分県産本マグロ、ヒラマサを使った握り寿司(ディナー限定メニュー)。「養殖技術、流通技術が向上し、横浜でも、身の引き締まったたいへんおいしい大分県産の魚が食べられますね(広瀬知事)」
▲大分県産ヒラマサを使った「りゅうきゅう」(ランチ限定メニュー)。大分県を代表する郷土料理
「佐伯市は、九州一、広い市です。江戸時代から『佐伯の殿様、浦でもつ』『浦の恵みは山でもつ』といわれ、水産業が盛んです。また約90%が山林で山の幸も豊富。山からの栄養分が湾にそそぎ、身の引き締まったおいしい魚が育つといわれています。このほか、イチゴやトマト、マリンレモン、クリ、シイタケの産地でもあります。お隣りの延岡とともに、食と連携をキーワードに新たな経済圏・文化圏の形成を目指す『東九州バスク化構想』を推進中です。佐伯市の食材を求めて食べに来てください」(田中市長)
横浜ベイシェラトンの樗木(ちしゃき)総支配人は「皆さんのお話を伺うと、すぐにでも大分に行きたくなってしまいますが……、当ホテルの3つのレストランで九州 大分フェアを楽しんでいただいて、予習してから足を運んでください」とPR。
大分県は、干しシイタケの生産量が19年連続日本一! 肉厚で旨味たっぷりのシイタケのメニューもいろいろと用意されています。
▲大分県で育った豚「米の恵み」とステーキ椎茸の鉄板焼き(ディナー限定メニュー)。「米を食べて育てた豚肉は、キメが細かく、もちもちした肉質。肉厚のシイタケと合わせるとは、こんなうまい食べ方があるんですね!」(広瀬知事)。土日ランチタイムでは「ステーキ椎茸の鉄板焼き」を提供
▲九州産食材を使った胡麻油香る揚げたての天ぷら。肉厚のシイタケの天ぷらはとってもジューシー。「大分県産のはも」はディナー限定メニュー
佐伯市の名物に「ごまだし」というものもあります。「ごまだし」は新鮮な魚を焼いて身をほぐして味付けし、たっぷりのゴマと混ぜ合わせたペースト状の万能調味料。漁村女性グループ「めばる」の代表・桑原さんは、「ごまだしを通して魚を食べてもらいたいという一心で、日々励んでいます。魚をさばくなど、面倒なところはおばちゃんたちが引き受けますから、瓶詰めで手軽に、おいしいごまだしを味わってください」と笑顔で紹介。
▲「めばる」の皆さんが作っている「ごまだし」の瓶詰め。テイスティングさせていただきましたが、味付けは控えめで、魚とゴマの風味が口に広がります。地元では、うどんにたっぷりかけて食べるのが定番だそう。「以前、取材で『めばる』さんに伺い、魚をさばくところから、工程を取材させていただきました。『ディーン&デルーカ』でも販売されていて、若い世代にも大人気なんですよ」(戸高さん)フェア期間中は「コンパス」レジ横でも販売予定
▲「ごまだし」はパスタ料理に使われています。「アンチョビ感覚でパスタに使いました。日本人の口に合うメニューになったと思います」(南シェフ)
▲大分県 別府 野菜の地獄蒸し風。「めばる」の鯛味噌ソースをつけていただきます
▲スーパーフードを使ったオードブルコーナー。奇跡のフルーツ アサイーの果汁でマリネした大分県産チキンとキヌアのサラダ仕立て(大分県ユワキヤ醤油の塩麹使用)など、大分県をはじめ、九州産の食材を使ったメニューが並びます
▲大分県の名物メニュー「鶏天」。ふんわりジューシー!
▲「大分県 津久見名産 太田のぎょろっけ」は、魚のすり身を使ったコロッケのような揚げ物
▲「九州産 黒毛和牛のローストビーフ」はカッティングサービスで切り立てが味わえます。大きな塊肉をじっくり8時間かけて調理。大分県のゆず胡椒を添えて
▲「大分県 安心院亭のすっぽんを使った茶碗蒸し」は、土日ディナー限定メニュー。「大分の食材を探す旅で一番に案内されたのが、すっぽんの養殖場でした。5cmぐらいの小さなすっぽんに指をかまれまして……『どう調理してやろうか』と(笑)。たいへん上品なだしが出ますので、シンプルに茶碗蒸しにしました」(南シェフ)
▲「大分県 別府湾産のしらすと味一ねぎの焼き立てピザ」は、スタッフが席まで焼き立てを持ってきてくれます
▲大分県だけでなく、九州の名物メニューも楽しめます。「福岡県産ラー麦を使った とんこつラーメン」はシェフおすすめの一品
▲大分県産 因尾茶のチョコレートファウンテンと大分県産の甘~いサツマイモ「甘太くん」はキッズコーナーにありますので、お見逃しなく。「甘太くん」はスイートポテトのようにとろとろ!
▲デザートコーナーにも大分県をはじめとした九州の食材を使ったメニューがずらりと。武藤修司エグゼクティブペストリーシェフが監修したスイーツが食べ放題で楽しめるとは……!
オールデイブッフェ「コンパス」では、ランチ、ディナーともに約50種類の和・洋・中のメニューが並びます。5月20日(日)(ディナータイム17:00~)限定で、大分県津久見港で水揚げされた養殖本マグロを使った「豊後まぐろ・ヨコヅーナ解体ショー&マグロ寿司の提供」を開催。ぜひお早めにご予約を!
■九州 大分フェア
期間:2018年5月11日(金)~6月30日(土)
場所:横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 2階 オールデイブッフェ「コンパス」
時間:ランチブッフェ 11:30~15:30(L.O.)
ディナーブッフェ 平日17:30~21:30(L.O.) 土日祝17:00~21:30(L.O.)
※110分制、2部制
料金:平日ランチブッフェ 大人3520円、シニア3190円、小学生1760円、4歳以上の未就学児880円
土日祝ランチブッフェ 大人4070円、小学生2035円、4歳以上の未就学児1045円
平日ディナーブッフェ 大人4950円、シニア4620円、小学生2475円、4歳以上の未就学児1265円
土日祝ディナーブッフェ 大人5610円、小学生2805円、4歳以上の未就学児1430円
www.yokohamabay-sheraton.co.jp
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