元マスターが本気で選ぶ!エスプレッソも飲んでみてほしい横浜の美味しいカフェラテBEST 1~6【2019年】で紹介している「Lo Spazio Bar tavola calda(ロ スパッツィオ バール ターボラ カルダ)ランドマークプラザ店」が閉店されました。おいしいカプチーノ、マッキャートが飲める店だったのですが……。残念です。
というわけで、「もっとほかにも美味しいカフェラテを飲めるお店はないんですか?」と、カフェ巡りの師と仰ぐ元マスター(⇒こちら)にまたまた聞いてみたところ、本気チョイスの7店を教えてくれました! 横浜観光と合わせて、カフェ巡りを楽しんでみてください。
元マスターの注釈は次の通り。
「カフェラテ」の美味しさの評価のポイントは……
- コーヒーとしての美味しさ
- ミルクの美味しさ(泡のきめ細かさ、甘さを感じる温度)
- エスプレッソとミルクの一体感
- エスプレッソを飲みたいと思えるかどうか
「イタリア系」「シアトル系」などいろいろとありますが、その違いというよりも、お店ごとのカフェラテの味の作り方に違いがあります。また、エスプレッソだけで飲んでみると、カフェラテの時には感じることのできなかった「コーヒーとしての味」の違いを楽しめることでしょう。
いずれのお店のカフェラテも美味しいものではありますが、それぞれ異なる味わいがあります。お好みの1杯を探してみてはいかがでしょうか。ぜひご自身でランキングをつけてみてください。
※タイトルでは「カフェラテ」としましたが「カプチーノ」も含めています。
※お店によってはサイズの「SとM」「RegularとLarge」でエスプレッソとミルクの割合が異なる場合がありますので、そのようなお店については「S」「Regular」で評価しました。
【山手駅】Little Village Cafe(リトルビレッジカフェ)
横浜界隈では、久しぶりにワクワクするコーヒー店が2019年8月2日にオープンしました。以前から行っている「横浜元町珈琲」「Cafe Recherche(カフェルシェルシュ)」、そして「UNDER BLUFF COFFEE(アンダーブラフコーヒー)」もあるので、山手駅界隈にもう少し人が流れてくることを期待したいです。
新規オープンではありますが、元々、新横浜公園で移動販売をしていて、今も平行して営業しています。10年ほどコーヒーに携わっているようです。他店にありそうで、他店にはないラテアートです。コーヒー豆は自家焙煎で、オランダの「GIESEN(ギーセン)社」の焙煎機を使っています。(元マスターのつぶやきより)
【横浜駅東口】Urth Caffé(アースカフェ)横浜ベイクォーター店
エスプレッソ、カフェラテが美味しかったのですが……それは、【BEST6】に入れてもよかったくらいの美味しさでした。甘みがあり、ナチュラル感があり、本当に飲んでみてほしいエスプレッソでした。(元マスターのつぶやきより)
【日本大通り】CAFE de la PRESSE(カフェドゥラプレス)
横浜で一番マカロンが美味しいお店であり、僕が一番ほっとするカフェです。10年以上前から通っていて、これからも通い続けることができます。行くことが難しくなったお店もあれば、閉店したところもあります。そういった意味では、僕にとって貴重なお店です。エスプレッソ豆はキャラバンコーヒー。僕が担当していた頃と変わらず。(元マスターのつぶやきより)
【みなとみらい】ROAR BROTHERS(ロアーブラザーズ)
※追記:残念ながら2024年1月に閉店
2018年11月下旬のオープン直後に行きましたが、当時、「八丁堀にある行列のできる自家焙煎珈琲屋が横浜みなとみらいに出店」というような内容のポスターが貼られていました。
「インスタ映え」「スペシャルティコーヒー」
流行りのコーヒー屋であるような、でも、そうでもないような。カプチーノにはコーヒー感があり、ドリップコーヒーにはビター感があり。エスプレッソ。苦いけど、美味しい。本格的な自家焙煎珈琲屋。(元マスターのつぶやきより)
【関内】cafe emo.espresso(カフェ エモ エスプレッソ)
「Cafe Elliott Avenue(カフェエリオットアベニュー)」と同じように、横浜では「エスプレッソ屋」として認識されているカフェです。良くも悪くも、変わらないお店です。いつも安定したエスプレッソ抽出で、変わらない味を維持しています。
これがエスプレッソというものであり、エスプレッソの抽出、カプチーノを作る技術、ということを感じることができると思います。
「LAVAZZA(ラバッツァ)」のエスプレッソとは異なるものを求めないものなのかな、とも感じてしまいます。(元マスターのつぶやきより)
【みなとみらい】&swell(アンドスウェル)
※残念ながら2021年に閉店
パンをイートインできつつ、おいしいコーヒーが飲めるお店としてはオススメできます。カフェラテは通常でもエスプレッソダブルなので、量が多くてもしっかりとしたコーヒーの味を楽しめます。
エスプレッソは、好みによるでしょうか。そこまで酸味がキツくないですが、どちらかと言えば「今風」です。それが、ニューヨークスタイルなのかどうかは分かりませんが……。2010年にニューヨーク・ブルックリンで誕生した「BLOOKLYN ROASTING COMPANY」の豆を使用。(元マスターのつぶやきより)
【横浜中華街】CHILLULU COFFEE(チルル コーヒー)
本店は東京の麻布にある「ZABUTTON Hostel&Coffee」。中南米の上質なコーヒー豆だけを世田谷のロースターで独自焙煎しています。
カフェラテ(ダブル)は、他店で飲んだカフェラテよりも好みに近かったです。それよりも、ハンドドリップは、見たことも、聞いたこともない抽出方法だったので、こだわりを感じました。(元マスターのつぶやきより)
「カフェラテ」とひとくくりにできないほど、各店異なる味わいです。好みの味を見つけてみてください。「エスプレッソも飲んでみてほしい」ということで、もう1周してみなくては。
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