カフェ巡りの師と仰ぐ元マスター(⇒こちら)が「『Cafe』とは言いたくないほど美味しいケーキ、焼菓子がある」と高く評価する「Cafe Recherche(カフェ ルシェルシュ)」。
元マスターが、看板メニューの「サバラン」よりも「焼プリン」よりも好きで、ルシェルシュの中で一番好きなスイーツというよりも、今まで食べたスイーツの中で2番目に好きなスイーツ「クレーム・ジャスマン」を予約して食べに行く、というので、便乗させてもらいました。
▲クレームジャスマン(480円)
クレーム・ジャスマンとは、ジャスミン茶の香りをクリームに移した、クレームブリュレのようなスイーツ。2019年5月に登場した、新作スイーツです。
▲紅茶 ウバとともに。横浜・白楽にあるティーハウスさんの茶葉を使用しているとのこと
1番上にはプリンにかかっているようなカラメルソース、その下には砂糖をキャラメリゼした層が、その下にジャスミン香るクリームが……。
なめらかさ、3層の組み合わせ、甘さ加減。すべてが絶妙なバランスで、まさに唯一無二、こちらでしか味わえないスイーツでした。日替わりメニューなので、出会えたらラッキーです。
カフェルシェルシュの定番メニューは、サバランとチーズケーキ。このほか、焼プリンなどの日替わりメニューを加えた3〜4種がイートインできます。数に限りがありますので、その点ご了承ください。
▲焼プリンは昔ながらのかためのプリン。横浜元町珈琲の豆を使った「ブレンドコーヒー」が合います
▲ホワイトチョコレートを隠し味に使っているチーズケーキ。こちらもブレンドコーヒーとともに
▲ほんの少しラム酒がきいた「サバラン」。コーヒーでも紅茶でも合うような
カフェ ルシェルシュは女性店主さんが1人で、スイーツ製作から接客までを担当しています。ルシェルシュとはフランス語で「研究する・探求する」という意味だそう。
店主さんにお菓子について尋ねると、店名通り、試行錯誤を繰り返し、お菓子づくりをされていることが伺えます。
2019年6月に5周年を迎えられましたが……、残念ながら9月22日で閉店されます。
月曜、火曜は定休日なので、営業日はあと10日ほど。いつか行こうと思っていた方は、いま行かないと!です。
店主さんがこだわって揃えた、アンティーク家具が並ぶ空間。閉店を惜しむ方が多く来店されることと思います。全9席なので、どうぞ譲り合ってお過ごしください。
そして、このままの空間を引き継いでくれる方を募集中です。カフェに限らず、お気軽にお問い合わせくださいとのこと。「いつかは横浜でカフェを」と考えている方は、たずねてみては。
※追記:2019年9月22日の営業を最後に閉店されました
■Cafe Recherche(カフェルシェルシュ)
住所:横浜市中区麦田町2-45
営業時間:12:00~17:00
定休日:月・火曜
アクセス:JR山手駅より徒歩約10分、JR石川町駅より徒歩約12分
▼2017年に放送された尾上松也さんが出演する『さぼリーマン甘太朗』というドラマに登場しました
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