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横浜DeNAベイスターズ 新キャプテンに佐野! 2020スローガン、新ビジターユニフォームも発表

横浜港大さん橋にて横浜の夜景をバックに発表した、ラミレス監督(右)と新キャプテン佐野恵太選手(左)(2020年1月25日撮影)

横浜港大さん橋にて横浜の夜景をバックに発表した、ラミレス監督(右)と新キャプテン佐野恵太選手(左)(2020年1月25日撮影)

横浜DeNAベイスターズは、2020シーズンの新キャプテンに佐野恵太選手が就任したことを1月25日(土)に発表。合わせて、新スローガンと新ビジターユニフォームもお披露目しました。

 

 

 

報道陣を前に、A・ラミレス監督と新キャプテン・佐野選手が新しいビジターユニフォームを着用し、新しいシーズンへの意気込みを語りました。

桜木町駅前では、ラミレス監督と佐野キャプテンが神奈川新聞が発行した特別号外を配布。サプライズにも関わらず、多くのファンが行列し、直接号外を受け取りました。

桜木町駅前で号外の配布を終えたふたり(2020年1月25日撮影)

桜木町駅前で号外の配布を終えたふたり(2020年1月25日撮影)

 

ラミ監督「明るくキャプテンを」筒香「お前らしく」

新キャプテンに佐野選手が就任したことについて、記者との次のような一問一答が交わされました。

記者からの質問に答える佐野新キャプテン(左)(2020年1月25日撮影)

記者からの質問に答える佐野新キャプテン(左)(2020年1月25日撮影)

記者:佐野選手にお聞きします。どういった点が期待され、評価されて、キャプテンに指名されたと、ご自身で思われますか?

佐野選手:明るいところでしょうか。監督からも「今のまま、変えることなく、明るく、キャプテンをやってくれ」と言われています。年齢もちょうど真ん中ぐらい(25歳)で、上と下と、先輩と後輩とでチーム一丸となれるように。

記者:キャプテンというのは初めての経験でしょうか。

佐野選手:はい。中学、高校、大学とキャプテンはやっていないので。

記者筒香選手に直接相談したり、言葉をいただいたりしましたか?

佐野選手:はい、直接話す機会がありました。「お前らしくやればいいぞ」という言葉をいただきました。

記者:「佐野らしく」というのは、ご自身でどのようなことだと考えていらっしゃいますか?

佐野選手筒香さんが残してくれたベイスターズの野球というのは変えることなく……、変えたくないなと思っています。真似しろと言われてもできないので。自分らしく、明るく。

記者:チームの雰囲気は良いと感じているんですが、課題や変えたほうがいいかなという点はありますか?

佐野選手:連敗する、負けが続くことがあったので、そこを全員で乗り切れるように。 下を向くことなく、上を向いて。チーム一丸となって。

 

セルフコントロールができてコミュニケーションスキルも高いと評価

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記者:ラミレス監督にお聞きします。佐野選手をキャプテンに指名した最大の理由はどのようなところにありますか?

ラミレス監督:“キャプテンに向いているレベル”というのを10段階で表すと、佐野は8~9ぐらいのレベルにあると思っています。キャプテンを選ぶというのは、僕にとっては難しいことでしたが、必ずやってくれると信じています。

そして、キャプテンというのは、セルフコントロールが非常に重要だと考えていますが、彼はしっかりできていると思っています。コミュニケーションスキルのレベルも高く、選手同士だけでなく、コーチ陣、スタッフともうまくやってくれると思います。

彼は話が上手。何か話すときにも恐れず、しっかり話すことができる。野球選手という点においても、毎試合しっかり出場すれば、かなり成績を残せるポテンシャルを持っているでしょう。打率2割9分、20本塁打、80打点を残せると期待しています。

記者:監督から佐野選手へ、どのような言葉で伝えたのでしょうか。

ラミレス監督:「あなたを来年の新しいキャプテンにします」と伝える前に、キャプテンの資質だったり、佐野がチームにしてきた行動だったり、リーダーシップだったり、そういったことを話に出して、「『キャプテンをやってくれ』と言われるんだな」と気づくような流れで話を進めて…。最後に「来年からキャプテンをやってもらいます」と、伝えました。

もちろん、「佐野のことが大好きだから」という理由でキャプテンにするわけではありません(笑)。佐野が今までチームに対してやってきたこと、去年代打で、得点圏で結果を出してきたということ。過去3年間、今年4年目ですけど、そういったことは簡単なことではないです。彼がしっかりと準備して、マネジメントしてやってきたというところを評価してキャプテンに指名しました。

記者:過去の3年間で、佐野選手をキャプテンにしよう、という思った瞬間はありますか?

ラミレス監督筒香が何年も前から「メジャーに行きたいです」と言っていたわけではなくて。筒香がこんなに早くいなくなるということは、考えてなかったので。佐野の立ち位置的に、代打、たまに守備で出ていましたけど、そのような立ち位置で結果を出してくれて。で、筒香がメジャーに行きたいということが具体的になってきた去年、レフト4番で使ってきました。そのころから「キャプテンは佐野で」と考えていました。

 

新スローガンは「NEW GENERATION IS HERE.」

新キャプテン発表と合わせて、2020シーズンのスローガン「NEW GENERATION IS HERE.(日本語訳:新しい世代は、もうすでにここにある。)」も発表されました。

昨シーズン、横浜スタジアムで初めてクライマックスシリーズ(CS)が行われ、若手からベテランまでがうまく融合し、奮闘する姿を見て思いついたとのこと。

佐野選手は「横浜の大黒柱であった筒香さんがチームを去るということで、このスローガンのもと、新しい風を吹かせたい」とコメントしました。

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新ビジターユニフォーム「より青く、より強く。」

新ビジターユニフォームもお披露目されました。コンセプトは、「より青く、より強く。」。

カラーは、球団のメインカラーである「横浜ブルー」を中心に、港町・横浜の海のように鮮やかな4種類の青色を使い、全て青色で構成。

さらに、上部へ大きく拡がる「ストライプ」の動きを加えることで、選手の力強さを引き立て、無限に広がる可能性を表現しています。

2016年シーズンのビジターユニフォームから取り入れられた「横浜に根づき、横浜と共に歩む」という想いを胸に刻む「YOKOHAMA」のディティールを継承。新生ベイスターズの力強い未来を象徴するデザインとなっています。

1月25日(土)よりBAYSTORE ONLINEでの受注を開始、1月26日(日)よりBAYSTORE HOME、横浜ジョイナスランドマークプラザで発売。

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桜木町駅前でラミ監督&佐野新キャプテンが号外配布

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新キャプテンとなった佐野選手とラミレス監督は、桜木町駅前で神奈川新聞が発行した特別号外を手渡しで配布。

 

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サプライズにも関わらず、たまたま通りがかった来街者や多くのファンが駆け付け、長打の列となりました。

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「新キャプテンがんばってください」「今年こそ優勝お願いします」と声を掛けられ、笑顔になる場面も。寒空の下、約15分間ファンと触れ合いました。

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2020年シーズンは、増席工事が完了し、過去最大の3万5千席となる横浜スタジアム。横浜ブルーに染まる球場で、優勝、日本一を見届けたいですね!

特別号外は下記ページからダウンロードできます

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