2020年5月13日(水)からスタートした、横浜中華街のドライブスルーサービス。
サービスを提供する皆さんがどのように対応しているのか、現地で見てきました。
受け渡しにかかる時間は1~2分!文字通り「ドライブスルー」
平日の12:00。ドライブスルーの受け渡し場所となっている中華街パーキングに続々と車が入っていきます。
横浜中華街発展会協同組合(以下、発展会)のビブスを着用したスタッフが車種・ナンバー、名前を確認し、手際よく、7台ある待機スペースに誘導。
クルマの入庫と同タイミングで、料理の入った袋を両手に持ったお店のスタッフも足早に駆け付けてきます。
発展会スタッフが「●番です」と伝えると、お店のスタッフがその番号の待機スペースのお客様に、料理を窓越しに渡して料金を受け取ります。
複数の店舗に注文した場合は、それぞれのお店ごとに会計することになります。
会計を終えたクルマはそのまままっすぐ進み、中華街パーキングの裏側に出庫していきます。
1~2分ほどで受け渡しが終了し、文字通り「ドライブスルー」であると感じました。
この日、予定時間より15分ほど早く到着したお客様がいらっしゃいましたが、待機スペースで料理の到着を待つことができたようです。
ドライブスルーに専念した日も!「中華オードブル」が好評
受け渡しを終えてお店に戻っていった牡丹園の林さんにお話を伺いました。
「スタートしたのは平日だったので、ドライブスルーの注文は数件でした。が、週末は10件以上のオーダーが入ってビックリ。特に土曜日は雨だったこともあり、クルマに乗ったまま濡れずに受け取れるので、利用される方が多かったようです。その日は店内の営業はお休みして、ドライブスルーの受け渡しに専念することに。お客様が来られる時間に合わせなくては……と、店と中華街パーキングを何度も往復しました」
予想以上にオーダーが入ったメニューは「中華オードブル」。牡丹園さんの同メニューは、シウマイ、春巻き、ヤキソバ、唐揚げ、酢豚、マーボー豆腐、回鍋肉が3~5人分入っていて3900円(税込)と、お得な内容になっています。家族みんなで楽しめそう。
牡丹園さんでは、前日15:00までの予約をお願いしていますが、「当日でも提供可能なメニューもありますので、できる限り対応します」とのことでした。
6月末まで行われる予定のこのドライブスルーサービス。発展会と参加している店舗が一体となって実現した「新たなサービスの形」だなと感じました。
ドライブスルーサービスを利用する方法は……、
1.電話で各店舗に事前予約します。その際、車種や車のナンバーも伝えてください。
2.取り決めた時間に中華街パーキングへ。(受け取り可能時間は11:00~14:00)
3.料理を受け取ってお店のスタッフに代金を渡します。
※なるべく現金で。PayPay利用の場合は予約時に確認を。対応可能な店舗もあります
各店舗のドライブスルー対応メニューは公式サイトでご確認ください。