2022年10月22日にテレビ東京で放送された「出没! アド街ック天国~横浜 センター北&南~(アド街)」では、港北ニュータウンのセンターにある「センター北」&「センター南」に出没!住みたい街ランキングの上位にも選ばれる、魅力に迫ります。
- 20位:セン北 セン南
- 19位:ニューファミリー増加中
- 18位:横浜野菜
- 17位:カピバランドPUIPUI
- 16位:イクミンズ
- 15位:都筑まもる君
- 14位:ウミガメ食堂
- 13位:駅前パフォーマー
- 12位:パティスリーイケダ
- 11位:パスタハウス 都筑亭
- 10位:駅チカ温泉
- 9位:えだきん商店街
- 8位:個性派ベーカリー
- 7位:横浜市歴史博物館
- 6位:横浜 くじら軒
- 5位:楽しいショッピングモール
- 4位:都筑中央公園
- 3位:東京横浜独逸学園
- 2位:モザイクモール港北&港北 TOKYU S.C.
- 1位:緑道
20位:セン北 セン南
横浜市営地下鉄のブルーラインとグリーンライン、2つの路線が利用できるセンター北駅とセンター南駅。地元民は「センキタ・センナン」と呼んでいるそう。何の「センター」なのかというと、港北ニュータウンのセンター。1983年に街開きした都筑区の大部分を占める港北ニュータウンの開発当初に「タウンセンター地区」と呼ばれており、早渕川を境に北と南に分け、この駅名となりました。
19位:ニューファミリー増加中
港北ニュータウンのある都筑区は、横浜市18区の中で平均年齢が最も若く、ニューファミリーが増加中。子育て世代にとって、緑多いロケーションが魅力とのことです。公園は元々あった自然を生かし、その公園と公園の間は緑道や遊歩道でつながっています。
また、歩道が広いことも魅力で、ベビーカーが9台横並びしても大丈夫。
18位:横浜野菜
横浜市18区の中で農家が一番多い都筑区。周辺には1年を通してたくさんの種類を育てる農園があり、ショッピングセンター「Southwood」内の港北マルシェや、センター南にあるレストラン「WILD RICE」でこだわりのつまった野菜が楽しめることが紹介されました。
17位:カピバランドPUIPUI
カピバラと触れ合える「カピバランドPUIPUI」は海外の方も訪れる人気店。やんちゃなリンゴとロン、甘えん坊のポテトの3匹のカピバラにエサやりなどができます。代表の内山さんは、カピバラが生後3カ月のころから一緒に生活しており「カピバラは人と心で触れ合うことができる動物」といいます。
16位:イクミンズ
都筑区在住の子育てママたちで結成された人気の市民劇団「イクミンズ」が紹介。披露する「育児ミュージカル」では、育児あるあるやパートナーへの不満などが盛り込まれ、共感を得ています。元ミュージカル俳優や元ブライダルサロンスタッフ、元プロのダンサーなど実力者ぞろいで本格的。
15位:都筑まもる君
「都筑区民の人気者は?」と聞くと名前が挙がる、地元では有名な巨大なゴリラの置物。交通安全を呼びかけるマスコットキャラクターで、17年前から歴史博物館脇交差点に設置されています。ゲストのベッキーさん(都筑区出身)は車から「守ってくれてありがとうと叫ぶノリがある」と紹介。
最初はセンター南駅の近くに設置されていましたが、2度移転し、2005年に現在の場所に設置されました。
14位:ウミガメ食堂
2011年にオープンした「ウミガメ食堂」は、横浜の山手で100年続く名店の流れを汲む中華食堂。
一番人気はワンタンメン。肉の旨味が詰まったワンタンがメインですが、それ以上に存在感があるのが2cm角の極太メンマ。板状の乾燥メンマから3週間かけて仕込むこだわりの逸品です。「もっと簡単にできればいいんですけど、3週間かかっちゃうんです」店主の黄さん。極太メンマを存分に味わうならタケノコソバがおすすめとのこと。
ゲストの蝶野正洋さん(都筑区在住)は、「チャーハンもうまい。ボリュームがあって。3品ぐらい頼んで、分け合って食べるのがいいんです」と紹介していました。
13位:駅前パフォーマー
週末に大道芸を披露する駅前パフォーマーが登場。デビルスティック早回しという技の世界記録を持つ世界的パフォーマー・上野亜揮さんもここで技を披露しています。高校に通っていた時、センター南でパフォーマーを見かけ「こういう生き方もあるんだな」とジャグリング部を作り、猛特訓して世界に羽ばたきました。夢をくれたこの街に恩返し中だそう。
12位:パティスリーイケダ
2010年にオープンした「パティスリーイケダ」オーナーシェフの池田さんは、サダハル・アオキの東京店でアントルメシェフを務めた実力者。素材の良さを引き出したケーキはどれもリーズナブルです。
シェフのイチオシは10種類以上のフレーバーが揃うマカロンで、1日300個売れることもあるのだとか。生地に混ぜ込むジャムから手作りするなど、シェフのこだわりが詰まっています。自ら「オタクに近い」という池田シェフ。あふれた生地が固まってはみ出している「ピエ」が出ているほうが「カッコイイ」のだとか。サンドして通常は1日寝かせるところを3日寝かせ、生地とクリームを馴染ませています。なんと1個165円!
11位:パスタハウス 都筑亭
オープンは25年前というこの街ではかなり古株の「パスタハウス 都筑亭」。日本ナポリタン学会が認定した第1号店ということもあり、オーナーシェフの中島さんは「今はほとんどナポリタン屋になっています」と話します。
中華鍋を使い、強火で炒めるのがポイント。カゴメの普通のケチャップ、自家製トマトソースを使い、バター、生クリームを入れてコクを出しています。一気に煮詰めて旨味を凝縮し、茹でておいた麺ではなく、茹でたてのアルデンテのパスタを合わせます。横浜ナポリタンは930円。最初のひと口はそのままで。「ナポリタンに失礼ですよね」と中島さん。粉チーズはその後で。
10位:駅チカ温泉
センター北とセンター南からそれぞれ駅から歩いて行ける人気の温泉施設があります。
センター北駅近くのショッピングセンター「港北みなも」にある温泉施設「港北天然温泉 ゆったりCOco」は、小さな子どもも一緒に入れます。
「センター南温泉 湯もみの里」は、中学生以上限定の温泉施設。ナトリウム塩化物強塩温泉に炭酸ガスを溶け込ませた濃厚炭酸温泉が人気です。食事処では三浦漁港から毎日取り寄せる新鮮な地魚を味わえます。
9位:えだきん商店街
港北ニュータウンで最初に誕生した歴史ある商店街。かるた大会、パンの大食い大会など住民総出で盛り上がるイベントが多く開催されています。地元の小学生たちが商店街アイドル「EDK」を結成し、商店街を盛り上げています。
8位:個性派ベーカリー
地元の方から愛される個性的なパン屋さんが紹介。
えだきん商店街にあるパン屋さん「手づくりパンとケーキのお店 パリジェンヌ」横浜高島屋、ららぽーとなどにもパンを卸している隠れた名店で、ボリューム満点の惣菜パンが人気です。
センター南「ヨコハマ サン&ムーン」では、「アートのような」創作食パンを日替わりで5~8種類を販売。
2016年オープンの「ひげのぱん屋 北のぱん焼小屋」は、地下鉄ブルーラインの高架下にあるベーカリー。北海道・美瑛の小麦を使った手作りパンが人気です。牛肉の入ったカレーパンは揚げたそばから売れていきます。隣接のビニールハウスではイチゴを栽培しており、収穫時期にはイチゴ狩りが楽しめるのだとか。
7位:横浜市歴史博物館
横浜の近現代までの歴史を学べる博物館。港北ニュータウン開発時に発見された原始・古代時代の遺跡の出土品の展示が充実しています。
横浜最後の紙芝居師・鷲塚隆さんのコレクションなど約2700巻の紙芝居も所蔵しており、毎月最終土曜日には貴重な所蔵品を使った紙芝居の上演会も開催。
6位:横浜 くじら軒
中野「青葉」、新宿「武蔵」とともに空前のラーメンブームを起こした伝説の「96年組」の1軒「くじら軒」。神奈川淡麗系の元祖ともいわれています。名物の「パーコ麺」は、厳選素材のスッキリとしたスープに自家製の中細ストレート麺、その上に片栗粉をまぶして揚げた豚肩ロースをトッピングした、四半世紀経ったいまも色あせない逸品。
5位:楽しいショッピングモール
センター北駅とセンター南駅の周辺には、11ものショッピングモールが林立。横浜市全体でも有数のお買い物天国となっています。
ホームセンター「コーナン」が手がけるショッピングモールの中にある室内遊園地「ファンタジーキッズリゾート港北」、ショッピングモール「ノースポート・モール」に入る「クライミングバム 横浜店」のクライミングウォールと「サープラ横浜 あそびタウン」の10本のアームが付いたクレーンゲーム「十手観音」が紹介。
4位:都筑中央公園
センター南駅の横に広がる都筑区最大の公園「都筑中央公園」は、元々の山の地形をいかした里山保全型。子どもたちがザリガニ釣りを楽しみながら、外来種のアメリカザリガニを駆除する様子が紹介されました。
3位:東京横浜独逸学園
横浜市に住むドイツ人の44%が都筑区在住。その理由は、明治37年開校(1991年に都内から移転)の東京横浜独逸学園があるから。12年一貫制のドイツ式教育で、小学生から高校生まで同じ校舎で学んでいます。
ドイツの子どもたちに人気の部活動はそろばんで、日独文化交流にもなっています。毎年12月にはセンター北駅前でドイツクリスマスマーケットを開催し、日本人とドイツ人が一緒に盛り上げる名物イベントになっています。
2位:モザイクモール港北&港北 TOKYU S.C.
センター北とセンター南、それぞれの駅前に立つランドマーク的存在。
「モザイクモール港北」は2000年オープン。約170の専門店が揃います。名物のビルトインタイプの観覧車は関東唯一で、2022年7月に初めてリニューアルしました。最高到達点100メートルのゴンドラのガラス面が広くなり、天気が良ければ、東京タワーやスカイツリーも見渡せます。
「港北TOKYU S.C.」は、1998年オープン。今年オープンした「ギュウトピア」が話題となっています。激安スーパーとして知られる「ロピア」が手がける焼肉店で、国産黒毛和牛がリーズナブルな価格で楽しめると人気。
1位:緑道
港北ニュータウンの街づくりの根幹「グリーンマトリックスシステム」。数多ある公園同士を緑道が結んでいるのが特徴です。
横浜の書店「有隣堂」では地域の主婦たちが作った「緑道ハレバレマMAP(500円)」が販売。センター北とセンター南を囲む約15kmの緑道を網羅しており、散策が楽しくなる緑道のトリビアが満載です。
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