『秘密のケンミンSHOW 極』(日本テレビ、木曜21:00~)では、2022年7月29日の放送の中で「湘南乃風 HAN-KUNプレゼンツ!横浜中華街のカレー ハンパねぇ!の巻」と題し、横浜中華街の名物カレーが紹介されました。
横浜中華街でカレーを提供するお店は20軒ほど
番組調べによると、横浜中華街には中華料理店が約200軒あるのに対し、そのうちカレーを提供するお店は約20軒とのこと。
街で聞き込みをすると「保昌(ホショウ)」を挙げる方が多かったようです。
保昌「牛バラ肉カレーご飯」
香港路にある保昌は、1969年創業。オーナーシェフの鄭 偉強(てい いきょう)さんが腕をふるう広東料理をはじめ、数々のオリジナル料理が人気です。
同店の人気メニュー「牛バラ肉カレーご飯」は、紹興酒で牛バラ肉に香りづけし、オイスターソース、八角など10種類の調味料とともに8時間煮込みます。
油通しした玉ねぎと牛バラ肉を炒め、鶏がらの上湯(シャンタン)スープを加え、カレー粉を投入。豆板醤、水溶き片栗粉でとろみをつけたらご飯の上にかけて完成。
HAN-KUNは「誤解を恐れずに言うならば…、超スーパーハンパねぇくらいうまい家庭の味」とコメント。
しょう油スープのラーメンにカレーをかける「カレーそば」もできるとのこと。「さっぱりしていておいしい」とHAN-KUN。
北京飯店「牛ヒレ肉の中華カレーライス」
創業67年の北京飯店では「牛ヒレ肉の中華カレーライス」を提供しています。牛ヒレがゴロゴロ入っており、玉ねぎが甘くて美味。酢豚のカレーバージョンのよう、と表現していました。
牛ヒレ肉と玉ねぎにカレー粉を加え、さらに秘伝の中華スープと6種類の調味料を加え、強火で炒めます。2分弱で完成。カレーの風味と食感を活かしています。
このほか、以下のお店のカレーも登場。
重慶茶樓(ジュウケイサロウ)
牛バラをナスやカボチャなど夏野菜がたっぷり。唐辛子が効いた四川ならではのカレー。
牛バラ肉のカレーNo.142(1300円)
同發(どうはつ)
豚スペアリブの唐揚げ(排骨)がのった中華版カツカレー。
排骨(パイコー)カレー1320円 ※平日のみ
横浜中華街コンシェルジュの王子さんによると、カレー粉を使う排骨などの料理を出すお店が多かったことから、まかないとしてカレーを作っていたとのこと。60年ほど前にお客さんの目に止まり、メニューとして提供するお店が増えたといいます。
謝甜記 貮号店(シャテンキニゴウテン)
ちなみに、チャンカワイさんは、謝甜記 貮号店(シャテンキニゴウテン)のから揚げがカレー味であることを紹介。HAN-KUNも「お粥のお店だけど、から揚げを食べに行く」と絶賛していました。
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