横浜・山下ふ頭に実物大ガンダムを展示する施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(ガンダム ファクトリーヨコハマ)」がついに完成。プレス向けに公開されたので、施設内部や「動くガンダム」の様子を紹介します。
18mの実物大ガンダムが動く姿は圧倒的! (C)創通・サンライズ
- GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(ガンダム ファクトリーヨコハマ)とは
- GUNDAM-DOCKについて
- GUNDAM-DOCKの演出について
- GUNDAM-LABについて
- GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(ガンダム ファクトリーヨコハマ)概要
- GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの世界観について
GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(ガンダム ファクトリーヨコハマ)とは
「ガンダムファクトリーヨコハマ」は、『機動戦士ガンダム 40周年プロジェクト』の一環として、横浜市と連携して18mの実物大ガンダムを動かすという夢を実現し、横浜で体感するための施設。
2020年12月19日(土)から2022年3月31日(木)までの期間限定の有料施設で、横浜・山下ふ頭にオープンします。
動くガンダムを間近に見られる「GUNDAM-DOCK(ガンダム ドック)」と動くガンダムの仕組みを知ることができる施設等が入った「GUNDAM-LAB(ガンダム ラボ)」の2つのエリアで構成されています。
GUNDAM-DOCKについて
動くガンダムを格納し、メンテナンスワークを行う「GUNDAM-DOCK」。
来場者は特別観覧スペース「GUNDAM-DOCK TOWER」(6階&5階)から間近で動くガンダムを見ることが出来ます。こちらへは入場料とは別に観覧料金(3300円/7歳以上一律、日時指定制)が必要となります。
GUNDAM-DOCKの演出について
動くガンダムは、高さ18m、本体重量は25t。関節の自由度はハンドを除く24ヵ所で、さらに五指が独立して動きます。
「GUNDAM-DOCK」では、10:30~20:30までの毎時00分(発進ver.)と30分(格納ver.)の演出が行われます。このほかにも、シーズンの特別演出の実施も予定しているそうです。
プレス内覧会のデモでは、GUNDAM-DOCKに格納されているガンダム(型式番号RX-78 F00)の起動実験を行うという設定で、可動デッキが開いてガンダムが歩行動作した後、ポージング(両手を前に差し出す)。しゃがみ込んで発進する前の動きが披露されました。
関節の動きがしなやかで、本当に飛び立ちそうでした!
実物大の動くガンダムは圧倒的! ポージングは、TVアニメシリーズ最終話の「ラストシューティング」などができるとのこと。ファンにとってはガンダムがどんなポージングをするのかお楽しみです。ガンダムファンならずとも、アニメの世界だけのものだった巨大ロボットが、現実世界で動き出す様子を目の当たりにするとワクワクすることと思います。
▲実物大ガンダムを動かす夢の実現のために結成されたプロジェクト「GUNDAM GLOBAL CHALLENGE」のディレクターズのおすすめポイントは「足の裏」。これまでの立像では見ることのできなかった足裏のカッコイイデザインもお見逃しなく
ガンダム行きまーす!
— 横浜ウォッチャー (@yukaritanabe) November 30, 2020
山下ふ頭「GUNDUM FACTORY YOKOHAMA」が報道陣に公開されました。
みなとみらいをバックに!動くガンダム!!感動!!!#ガンダム #GUNDUM #yokohama #横浜
©︎創通・サンライズ pic.twitter.com/Oa18M5dLDw
GUNDAM-LABについて
「GUNDAM-LAB」は、動くガンダムの仕組みを楽しみながら学べる展示施設「ACADEMY」、ここでしか買えない限定商品を揃えたショップ「THE GUNDAM BASE YOKOHAMA Satellite」、横浜ならではのメニューが楽しめるカフェ「GUNDAM Cafe YOKOHAMA Satellite」、定期的なイベントが楽しめるコミュニケーションスペース「CONFERENCE ROOM」などが入った2階建ての複合施設です。
展示施設「ACADEMY」(1階)
動くガンダム開発のプロセス、その設計や構造、仕組みについてパネルや映像で紹介。実際に動かしたり、ARで体感したり、楽しみながら技術について学べます。
▲ガンダムの視界を操るVRドーム「GUNDAM Pilot View SoftBank 5G EXPERIENCE」は、5G通信を活用して全高18mの実物大「動くガンダム」とリアルタイムに視界を共有することができます。VRドームのスクリーン前でフットセンサーの上に立ち、コントロールパネルを操作すると、コクピットまで歩くシミュレーション映像が流れ、来場者がガンダムのコクピットに乗り込んだかのように横浜の街を一望できる臨場感溢れる体験を楽しめます
▲幅10m×高さ7mのARウィンドウにリアルタイムで動くガンダムの様子を映し出し、軌道実験(毎時00分、30分)の際には各駆動部の作動情報がポップアップで表示されます
ショップ「THE GUNDAM BASE YOKOHAMA Satellite」(1階)
オリジナルガンプラを中心に、横浜とのコラボ商品、オフィシャルブック、ここでしか手に入らないアイテムなど様々なオリジナル商品を販売。
カフェ「GUNDAM Cafe YOKOHAMA Satellite」(2階)
オリジナルメニューをはじめ、横浜ならではのご当地グルメ、限定ドリンクを販売。 店内や屋外デッキから動くガンダムを眺めながら、楽しめます。
▼ ガンダムカフェについての詳しい情報は下記記事へ
入場チケットと「GUNDAM-DOCK TOWER」観覧チケットは「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA公式アプリ」および「GUNDAM FACTORY YOKOHAMAチケット購入専用Webページ」で販売中。
2020年12月1日現在、2021年1月分チケットを販売しており、2021年2月分に関しては、以下日時で販売開始予定。
・2021年2月1日~15日⇒1月7日10:00発売開始
・2021年2月16日~28日⇒1月21日10:00発売開始
3月以降は販売開始時期が決まり次第、公式HPにてお知らせ。
GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(ガンダム ファクトリーヨコハマ)概要
期間:2020年12月19日(土)~2022年3月31日(木)
時間:10:00~21:00 ※最終入場20:00
※カフェのオーダー受付時間は11:00~20:30、ショップへの最終入店は20:30
場所:山下ふ頭(横浜市中区山下町279-25)※通常は入場禁止エリア
※施設メンテナンスのため休業する場合があります
※開催期間外は山下ふ頭エリアに入場はできません
※時期によって営業時間を変更する場合があります
入場料(要事前購入、時間指定制):大人(13歳以上)1650円、小人(7歳以上12歳以下)1100円 ※いずれも税込
GUNDAM-DOCK TOWER観覧料:3300円(税込)※別途同日の入場料が必要
※アプリ、ウェブ限定販売
※6歳以下は大人1名につき3名まで無料(年齢は入場日時点の年齢)
アクセス:ベイサイドブルー(連節バス)「山下ふ頭」下車すぐ、みなとみらい線 元町・中華街駅下車
※最新情報やメイキング動画は公式Youtubeをご確認ください。
GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの世界観について
「RX-78F00 GUNDAM」の誕生
U.C.(宇宙世紀)0079、スペースコロニー「サイド7」で起動した「RX-78-2 GUNDAM」。
それは、一年戦争時の地球連邦軍のパイロット「アムロ・レイ」の機体として数々の戦いをくぐり抜けて来た。
そして、その機体は「ア・バオア・クー」の激戦の中で失われた、と言われている。その後、極東アジア地区の地球連邦軍関連施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の近郊において、「RX-78」タイプと思われるパーツが大量に発見された。
西暦の時代から大型貨物のターミナル港であったYOKOHAMAは、地球圏において巨大なMSのパーツを秘密裏に輸送/保管するのに格好の地であったのかもしれない。しかし、今回発見された「RX-78」タイプの各部パーツについての記録は一切残されていなかった。
そこで、その技術上の情報を解明するため、さまざまな領域のエンジニアたちが「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に密かに集結。バラバラに保管されていた多数のパーツを長い時間かけて、研究・分析・再構成することになった…。それは、あたかも新型の GUNDAM を新たに開発していくようなプロセスであった。
発見されていないパーツもいくつか存在し、ミノフスキークラフトに関する資料なども見つかってはいない。そして、約2年の研究・開発を経て、この「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で、再構成されたMSの起動実験がいよいよ始まる!
研究にかかわったスタッフたちは、この機体を「RX-78F00」と呼んだ。
GUNDAM.INFO:公式ガンダム情報ポータルサイトより
(C)創通・サンライズ
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