2021年の中秋の名月は9月21日。8年ぶりに満月と重なったとのことで、横浜・三溪園で中秋の名月を楽しむ「観月会」へ行ってきました。
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三溪園の観月会とは
三溪園の観月会は、中秋の名月の前後の日程で行われます。閉園時間が21:00まで延長されるのと合わせて、三重塔をはじめとする建造物や庭園内のライトアップも行われます。
また、美しい月を眺めながら音楽が楽しめる演奏会も日替わりで開催。中秋の名月が照らすもと、情緒豊かなひとときを楽しめる催しとなっています。
2021年は、9月18日(土)~9月23日(木・祝)の期間に開催されました。
当日の混雑状況について
駐車場が満車になるかもしれないので、少し早めの17:40ごろに到着。まだ駐車場には余裕がありました。駐車場の料金は2時間まで500円、その後30分単位で100円となっています。当日最大1000円。
例年は期間中3000人ほどが訪れる観月会ですが、今年は混雑する状況には遭遇しませんでした。
三溪園茶寮でおだんごを食べながら、月が出るのを待ちます。
当日は、旧燈明寺本堂の演奏会場で「サックスとピアノで奏でる日本の唄~世界の唄」が行われ、三溪園内には心地よい音楽が流れていました。
夜の三溪園内は足元が暗いですので、十分気を付けてください。
満月はどこに見える?
肝心の満月ですが、三溪園茶寮から大池をはさんだ対岸に出没します。
19:20ごろ、望むことができました! 外苑内は、演奏会会場の近辺以外は、三脚の使用は可能となっています。周りに配慮しながら撮影を楽しんでください。
徐々に雲が増えてきて、フィルターのようになってしまう時間も。
イメージカットなどで見る三重塔を入れつつ満月を撮るには、閉園近くまで滞在しないと角度的に難しい気がします。南門入口側からですと、三重塔の後ろに月が見えるかもしれません。
今回は三重塔をからめて満月を撮れなかったので、また機会があればチャレンジしてみたいと思います。
ウサギがお餅つきをしている影絵も
旧 矢箆原家住宅では、十五夜飾りが展示されていました。すすきとおだんご飾りのほかに、ウサギがお餅つきしている影絵も。
あまりの可愛らしさに、皆さん、夢中でシャッターを切っていました。自然豊かな三溪園で満月をのぞむことができ、心穏やかなひとときが過ごせました。
ちなみに、中秋の名月とは、旧暦の8月15日の夜に見られる月のこと。秋分の日より前の一番近い新月を1日目として15日目が中秋の名月にあたります。2022年、2023年も満月が中秋の名月にあたるそうです。
・三溪園:https://www.sankeien.or.jp/
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