コロナ禍において生活様式が一変した2020年。取材へ行くこともままならず、ステイホームの期間が長く続きました。何を発信すればよいのかわからず、鬱々とした時期もありました。
All About横浜 ガイドのタナベが、2020年を振り返りながら、独断と偏見で選んだ10大ニュースをカウントダウンします。
10位:スカイガーデンリニューアル
横浜ランドマークタワー 69階展望フロア「スカイガーデン」が2020年6月19日にリニューアルオープン。「YOKOHAMA360°」をコンセプトに地上273mからの景観を360°楽しめることに加え、「空中散歩マップ」「横浜・空の図書館」など体験できるコンテンツが新設されました。
9位:カハラなど新たなホテル続々と
東京五輪・パラ五輪開催を見据えて、横浜中心部に次々と新たなホテルが誕生しました。ラグジュアリーからビジネスユースまで、幅広い用途に対応。
<2020年に開業した横浜中心部のホテル>
ハイアットリージェンシー横浜(5月23日)
横浜東急REIホテル(6月5日)
JR東日本ホテルメッツ横浜(6月27日)
JR東日本ホテルメッツ 横浜桜木町(6月27日)
ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜(9月23日)
相鉄フレッサイン 横浜駅東口(10月25日)
オークウッドスイーツ横浜(10月31日)
その一方で、山下公園前のスターホテル横浜やホテルモントレ横浜、横浜公園前のホテル横浜ガーデンなど、これまで横浜の観光需要を支えてきたホテルが閉業となり、残念な1年でもありました。
8位:ラー博に「浅草 来々軒」が復活
日本初のラーメンブームを起こした「浅草 來々軒」が10月に新横浜ラーメン博物館内に復活。明治43年当時に使っていた小麦粉を特定したり、当時のレシピを紐解いて焼豚、メンマを再現したり、浅草 來々軒の末裔の方々とラー博、制作を担当した「支那そばや」の強力タッグで現代に通じる美味しいラーメンが完成しました。
7位:横浜中華街でドライブスルーサービス
コロナ禍において来街者が激減した横浜中華街。新しい生活様式に対応するためのサービスのひとつとして5月~6月の期間限定で提供したのが「ドライブスルーサービス」でした。このような時期だからこそ実現した画期的なサービスだったと思います。
6位:ヨコハマトリエンナーレ+パラトリ開催
ヨコハマトリエンナーレ2020は、コロナ禍にありながら、世界のトップを切って開催が決定された大規模展覧会でした。コロナウイルスが蔓延するかなり前に企画されたものでしたが、まるでこの事態を予見するような展示内容に驚きました。
ヨコハマトリエンナーレと同タイミングで開催されてきた、ヨコハマ・パラトリエンナーレは、当初の企画を変更し、オンラインで楽しめるプログラムを用意し、無事開催の運びとなりました。
現在、横浜美術館では2021年2月28日まで「トライアローグ」展開催中。大規模修繕のため、同展覧会終了後は2年超の長期休館となります。お見逃しなく。
5位:ヒプアニ放送開始!横浜中華街とコラボ
2017年にスタートし、2020年10月~12月までTVアニメが放送され、たいへんな盛り上がりを見せた音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」(ヒプマイ)。ヨコハマ・ディビジョン MAD TRIGGER CREW(M.T.C)がメインとなった回の後には、整理巡礼するファンの姿が見られました。
アニメ化を前に横浜市内で行われたキャンペーンでは、横浜中華街ともコラボし、限定メニューなどが提供され話題に。
4位:夏の花火に代わり11月~12月に毎週花火を打ち上げ
夏の花火大会がすべて中止となり、その代替として10月31日から12月19日の毎週土曜日とクリスマス期間、年末年始の特定日の20:00~5分間、花火が打ち上げられることに。イルミネーションとともにサプライズ花火が冬の横浜の夜空を彩りました。
カウントダウン花火、1月1日~3日の20:00から5分間、打ち上げられる予定。
3位:ハマスタに両ウイング登場
3年間にわたって行われた、横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアムの大規模改修が2月に終了。2019年のライト側ウィング席に続き、レフト側スタンドにもウィング席が設けられ、収容人数は3万4046人(プロ野球開催時)に。
横浜中華街発展会協同組合が初監修した本格中華が味わえる「濱星樓(ハマスタロウ)」も新設されました。
▼2020年シーズン唯一ハマスタで野球観戦したのは10月2日!
2位:横浜駅西口が大改変
6月に横浜駅西口に新たなランドマークとなる複合施設「JR横浜タワー」と「JR横浜鶴屋町ビル」が開業。「シァル横浜」「ニュウマン横浜」などがオープンし、人の流れが変わりました。12月には横浜高島屋のデパ地下が増床・リニューアル。パン、スイーツ、お酒などなど選ぶ楽しみが増えました。
1位:「動くガンダム」横浜の大地に立つ
社会的にも個人的にも大変な思いをした2020年。締めくくりとなる12月に「動くガンダム」が明るい話題を提供してくれました。「ガンダムファクトリーヨコハマ」で18メートルの実物大ガンダムが動く姿を目の当たりにし「こんなにうれしいことはない…」と感涙したのは言うまでもありません。
(C)創通・サンライズ
▼2020年唯一新規アップしたオールアバウト横浜の記事!
超個人的な番外編
横浜ガイド、小山薫堂さんにガイドする!?
FMヨコハマ 「FUTURESCAPE」(土曜 朝9:00~11:00)という番組に生出演!パーソナリティの小山薫堂さんと柳井麻希さんに、横浜ランドマークタワー69階スカイガーデンからの見えるスポットについてガイドいたしました。緊張し過ぎて、思い出の1曲としてユニコーン「車も電話もないけれど」をかけてもらったことしか覚えていません(笑)。
なるめんさん横浜から撤退(涙)
ユニコーンファンつながりで勝手に応援している「ナルトもメンマもないけれど。」さんが、横浜・関内ラーメン横丁から東京・大岡山に移転(涙)。「なるめん」として再始動されました。横浜から離れてしまったのは残念ですが、これからも勝手に応援いたします!
「イチオシ」に横浜スイーツを中心に紹介
「オールアバウト横浜」での観光情報は発信しづらかった2020年ですが、代わりにオールアバウトが展開する「イチオシ」にて様々なおすすめアイテムを紹介いたしました。来年も横浜スイーツや横浜土産を中心に発信できれば、と思います。
2020年もAll About横浜および横浜ウォッチャーブログをご覧いただき、ありがとうございました。新しい年が明るいニュースであふれる1年となりますように。引き続き、よろしくお願いいたします。
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