2021年は緊急事態宣言が繰り返され、「おうち時間の充実」に関する話題が多かったように感じます。10月以降は自粛ムードが緩和され、横浜に活気が戻ってきました。
All About横浜 ガイドのタナベが、そんな2021年を振り返りながら、独断と偏見で選んだ10大ニュースをカウントダウンします。
10位：創業の地を冠した缶ビール「SPRING VALLEY 豊潤＜496＞」誕生
2020年から続くコロナ禍の中で、いわゆる家呑みが定着してきました。こうした需要に応えるべく、キリンビールがおいしさを追求して造ったクラフトビール新商品「SPRING VALLEY 豊潤＜496＞」を2021年3月に発売。「スプリングバレー」というネーミングは、1870年に横浜に設立されたビール醸造所「スプリングバレー・ブルワリー」にちなんでいます。
▼横浜市のイベントとの連携も！
9位：横浜の名店の味をおウチで
緊急事態宣言下で、横浜の名店の味がテイクアウトで気軽に味わえるようになりました。また、チルドや冷凍技術の向上により、お店で提供されるメニューと変わらぬ味をおウチでも楽しめるように。
8位：そごう横浜店のメンズフロア大改装
コロナ禍でオンライン会議が増加し、 自分の顔を見る機会が増えたことで上半身の身だしなみを整えるニーズの高まりを受け、そごう横浜店では、2021年2月に5階紳士フロアをリニューアル。男性用コスメの売り場を約6倍に増床し、ファッション性と機能性を兼ね備えたアウトドアファッションやゴルフ売り場も一新しました。
7位：ランドマークプラザに巨人エレン出現
横浜ランドマークタワーで人気作品『進撃の巨人』とコラボしたイベントが開催。約8.5メートルの「エレン巨人」や超大型巨人のヘッドバルーン、リヴァイ兵長とエレンの等身大フィギュアなどが展示されました。スカイガーデンでは、巨人が横浜の市街地に襲来したかのような窓面装飾が施され、来場者を作品の世界へ誘いました。
6位：「おうちでジャンボシウマイ mini」が1ヵ月待ちの人気に
シウマイでおなじみの崎陽軒が2021年7月に発売した「おうちでジャンボシウマイ mini」。発売直後から予約が殺到し、1ヵ月待ちになるほどの人気となりました。
クリスマスバージョンも発売されるなど、人気はまだまだ続いています。
5位：神奈川大学みなとみらいキャンパス開校を機に地元との連携を強化
4月、みなとみらい21地区に神奈川大学の新しい「みなとみらいキャンパス」が誕生。1～3階には、カフェや図書館などが入る一般の方も利用可能な人と知の交流拠点「ソーシャルコモンズ」を設け、新たな価値やイノベーションが創出される場を提供します。
▼神奈川大学の梶原 昂希（かじわら こうき）選手がドラフト6位指名で横浜DeNAベイスターズに入団！
4位：ありあけハーバー復活20周年
横浜土産でおなじみの「ありあけハーバー」が2021年4月26日に復活20周年を迎えました。1999年、当時製造・販売していた有明製菓は倒産し、一度「ハーバー」は店頭から姿を消してしまったのでした。「もう一度食べたい」との横浜市民の声を受けて有志によるハーバー復活実行委員会が発足。ハーバーの開発に携わったパティシエをはじめ、旧 有明製菓の社員や営業マンも協力し、2001年4月26日、「ハーバー」は復活を果たしました。
3位：横浜高島屋「ベーカリースクエア」爆誕
3月に横浜高島屋にオープンした「ベーカリースクエア」。約40ブランド500種類以上のパンが並ぶ、パン好きならずともワクワクするフロアが誕生しました。その後、「マリトッツォフェスタ」「カレーパンフェスタ」「ドーナツフェスタ」などの催事がたいへんな人気を博しました。
2位：ヨコハマ エア キャビン開業
日本初の都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN（ヨコハマ・エア・キャビン）」が4月に開業。みなとみらいの景色を眺める楽しみ方がまたひとつ増えました。横浜ガイドとしては、移動手段というよりはアトラクションととらえ「片道1000円の価値はある」と感じました。
1位：横浜スタジアムでダブル金メダル
東京五輪の会場となった横浜スタジアムでは、ソフトボールと野球の決勝が行われ、日本代表がどちらも金メダルを獲得！横浜がソフトボールと野球の聖地となりました。
▲横浜ガイドはソフトボール決勝のチケットを持っていたのですが、無観客での開催となったため、現地での観戦はかなわず…（涙）
超個人的な番外編
季刊誌「横濱」元町&横浜中華街に寄稿
神奈川新聞社と横浜市が協働で編集している季刊誌「横濱」。春号（No.72）「欲しいモノ、おいしい店。元町」と、夏号（No.73）「食と文化を極める 横浜中華街」にライターとして寄稿いたしました。
オールアバウトで横浜ガイドを20年つとめていますが、取材を通して名店の奥深さを知り、ますます好きになりました。関係者の皆さま、ありがとうございます。
横浜の隠れた名店に脚光が…！
「ちょっとしたお出掛け」感が味わえる街ということで、テレビで横浜の店が取り上げられる機会が多かったように感じます。
特に反響が大きかったのが、『パン旅。』に登場した「O to U（オートウー）」、『孤独のグルメ』に登場した洋食店「トルーヴィル」、『出没！アド街ック天国』伊勢佐木町の1位に登場した老舗「川本屋茶舗」。知る人ぞ知る名店が表舞台に登場し、注目を集めました。
▼横浜中華街の隠れた名店を市川猿之助さんが紹介
2021年もAll About横浜および横浜ウォッチャーブログをご覧いただき、ありがとうございました。新しい年も進化し続ける横浜をウォッチしたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。
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