横浜DeNAベイスターズが2021年3月24日(水)、プロ野球開幕を前に、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)で恒例となっている必勝祈願を行いました。
例年は、選手、チームスタッフが一堂に会し、ファンとともに参拝していますが、昨年同様、選手・スタッフ一同の参加を取りやめ、参拝者を限定しての実施となりました。
参拝したのは、南場智子オーナー、岡村信悟代表取締役社長、4月1日付けで新社長に就任する木村洋太取締役副社長、三原一晃球団代表、三浦大輔監督、キャプテン・佐野恵太選手の6名。
舞殿にて、2021年シーズンスローガンの「横浜一心」を盛り込んだ祝詞が唱えられ、巫女の舞や玉串が奉納されるなど、厳かに執り行われました。
三浦監督「開幕に向け準備万端」佐野主将「しっかりと役目を果たす」
祈願後、報道陣の取材に応じた三浦監督、佐野選手は、次のようにコメントしました。
三浦監督は「(3月26日の)開幕に向けて着実に準備が進んできているなと。いい天気になりましたし、気持ちがひとつになったかなと。心をひとつにして日本一を目指す、ということを。そして選手と家族、健康で1年戦えるように。そういう気持ちを込めて参拝しました」と、祈願した内容を明かしました。
佐野選手は「今年も選手を代表してひとりで参りましたが、チーム全員の分、必勝祈願してきましたので、チームがひとつになって戦っていきたいです。(チームをまとめるのが)キャプテンとしての役目だと思っているので、しっかりと役目を果たしていきたいなという思いです」と、2021年シーズンへの意気込みを語りました。
シーズン開幕直前の心境を聞かれた二人。
「開幕が近づいてきて、気持ちも高ぶっています。後は、選手たちがケガなどしないように開幕を迎えられれば、と願うだけです」(三浦監督)
「しっかりと身体の準備、気持ちの準備を高めて、開幕を迎えたいと思います」(佐野選手)
2年目となるキャプテン・佐野選手に期待していることについて聞かれた三浦監督。「(個人としての)成績はもちろんですけど、昨年同様、選手たちをまとめて、ひとつになれるように。しっかりと(佐野選手と)コミュニケーションをとって、1年間やっていきたいと思います」と期待を込めると、「自分のことだけで精一杯になっているだけじゃダメ。しっかりと個人としての成績も残し、キャプテンとしての仕事もしたいと思っています」と、その期待に応えることを約束しました。
横浜DeNAベイスターズは、3月26日(金)から東京ドームで巨人との3連戦後、3月30日(火)から横浜スタジアムにヤクルトを迎え、本拠地開幕となります。
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