横浜のお土産ブランド、ヨコハマ・グッズ「横濱001(ゼロゼロワン)」の第20期(2024年4月~2026年3月)認定の177品が決定。2024年2月16日に行われた記者発表会で、特に優れた商品として認定された市長賞受賞商品(2品)、審査員特別賞受賞商品(6品)が発表されました。どのような商品が受賞したのか、紹介します。
ヨコハマ・グッズ「横濱001(ゼロゼロワン)」について
▲ 市長賞受賞商品、審査員特別受賞商品に選ばれた各社の皆さん。一般社団法人YOKOHAMA GOODS 001代表理事で岩井の胡麻油会長の岩井徹太郎さん(前列右)と副理事長でありあけ社長の堀越隆宏さん(前列左)も一緒に
ヨコハマ・グッズ「横濱001(ゼロゼロワン)」(以下、横濱001)は、1989年の横浜博覧会をきっかけにスタートした横浜のお土産ブランド。2年に1度、 一般社団法人YOKOHAMA GOODS 001の主催で認定審査会を開催し、官民一体となって良質で横浜らしい商品を認定しています。
今回、第20期(2024年4月~2026年3月)認定されたのは、89社177品で、食品111品、雑貨などの非食品(グッズなど)61品、観光スポット等(コトギフト)5品となっています。
市長賞に輝いた「横浜お米すなっく」と「ヨコハマバーム」
177品の中から最優秀にあたる「市長賞」に輝いたのは、ミツハシ「横浜お米すなっく」と、ディアラ(横濱馬油商店)「ヨコハマバーム」の2品(食品1品、非食品1品)。
ミツハシは横浜で約70年、お米を扱ってきた企業。米の消費量が年々減少する中、お米のすばらしさを蘇らせたいという思いで様々な活動や商品開発を行っているそうです。
今回の「横浜お米すなっく」の開発にあたり、事業開発本部長の有馬さんは「横浜市内にも田んぼがあり、お米を生産しているという情報を得て、そのお米を使った商品を開発してきました。子どもに安心して食べさせられて、地元にも貢献でき、お米の消費も拡大できる商品を、と女性社員が1年かけて開発しました。『横浜お米すなっく』を通して、横浜市民、お米農家の方々、横浜を訪れる皆さまに、安心して喜んでいただければ」と、コメント。
「横浜お米すなっく」は、横浜産の米粉100%でグルテンフリーであると同時に、アレルゲン28品目不使用で、アレルゲンとなる食材を一切持ち込まない工場で生産されています。フレーバーはのり塩・コンソメ風・ブラックペッパーの3種類。港町横浜をイメージした水兵さんのファミリーが描かれた、かわいらしいパッケージです。
URL:ミツハシライス
「ヨコハマバーム」は、馬肉専門店のディアラが手掛けるブランド「横濱馬油(ばあゆ)商店」の持ち歩ける馬油。無添加で良質な馬油を使用しており、赤ちゃんから大人まで、肌の弱い方でも安心して、手、身体、髪、唇などマルチに使えます。
パッケージには横浜ゆかりの画家/イラストレーターの柳原良平さんのオリジナルイラストが描かれており、横浜ならではのプチギフトにもピッタリです。
同社の青山さんは「横濱馬油商店は横浜元町に本店を構えており、今回受賞した『ヨコハマバーム』は横浜赤レンガ倉庫の店舗で販売しています。デザインは12種類、香りは8種類あります。横浜赤レンガ倉庫は場所柄、観光客、海外からのお客さまも多く、一緒に楽しみながら選ばせていただいています。香りはwebでは伝わらないので、ぜひ横浜赤レンガ倉庫の店舗にお越しください」とPR。春には横浜中華街にも店舗を構える予定とのことです。
URL:横濱馬油商店
審査員特別賞(6品)も横浜ならではの商品が受賞
審査員特別賞には、次の6品が選出されました。
▲横浜十番館「ミニビスカウト」……馬車道十番館の看板商品「ビスカウト」を小さめサイズにしてかわいらしい缶に詰めました
URL:馬車道十番館 オンラインショップ
▲武居商店「杉田梅ドレッシング」……横浜市磯子区杉田に由来する品種改良していない「杉田梅」を漬けた赤梅酢とゆかりで作ったドレッシング。南部市場の同社店舗で一番人気の商品とのこと
▲セリーヌ洋菓子店「田奈ポテト」……青葉区田奈町で44年続く洋菓子店が手掛ける、地元のサツマイモの自然な甘さを活かしたスイートポテト。あたたかみのあるパッケージデザインに
URL:セリーヌ洋菓子店
▲キャメロットジャパン「ゲンさんの食べる辣醤(ラージャン)(赤)(黒)」……同ホテル「桃花苑」の総料理長・ゲンさんこと阮 強功さんが10年かけて商品化した門外不出の調味料。赤は旨辛、黒は激辛
URL:ホテル横浜 キャメロットジャパン
URL:「桃花苑」オンラインショップ
▲ユニオン産業「ユニペレシリーズ」……竹の粉を配合したバイオプラスチックで作ったカップやお弁当箱のシリーズ。みなとみらいのイラスト入り
URL:ユニオン産業
▲アド・カジエンス「横浜おしゃポチ袋」……横浜の歴史的建造物やアイテムをモチーフにしたポチ袋。広告制作会社である同社のグラフィックデザイナーがデザインしました
URL:アド・カジエンス
第20期認定商品は、2024年4月以降より、横浜市内8カ所(※)にあるヨコハマ・グッズ001ショップ(おみやげ店)にて販売開始となります。(店舗により取り扱い商品は異なります)横浜土産に悩んだら「横濱001」を思い出してください。
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