横浜港の歴史と産業について楽しみながら学べる、リザーブドクルーズの「赤レンガ倉庫 横浜クルーズ」。2010年6月2日の横浜開港記念日に運行を開始したこちらのクルーズですが、2016年9月1日から内容がリニューアルしました。体験乗船してきましたので、どんなクルージングなのか紹介いたします。
▲乗船したのは「OCEAN BLUE(オセアンブルー)」
出航はピア赤レンガ倉庫桟橋より。航路は、赤レンガ桟橋~横浜ベイブリッジ~本牧ふ頭~ベイブリッジ~瑞穂ふ頭~みなとみらい~赤レンガ桟橋。約55分のクルージングです。
今回のリニューアルでは、神奈川県出身のラジオパーソナリティー・高嶋ひでたけさんが同クルーズの応援団長として、クルーズ中のガイドナレーションを担当。落ち着いたトーンで、運行航路を「歴史エリア」「産業エリア」「みなとみらいエリア」という3つのエリアに設定し、それぞれのポイントで横浜のストーリーを語ってくれます。
合わせて、乗船時にもらえる小冊子を見て、船内ガイドの解説を聞きながら巡っていきます。エリアごとに異なるBGMが流れ、雰囲気を盛り上げます。
▲横浜赤レンガ倉庫の海側「ピア赤レンガ桟橋」から出航!
▲横浜港大さん橋国際客船ターミナルを横に見ながら横浜ベイブリッジ方面へ
▲海側から見た大さん橋。まるで「くじらの口」のよう
▲みなとみらいが遠くなっていきます
▲横浜マリンタワーも遥か彼方
▲イギリス人技師のH.Sパーマーが設計した「赤灯台(北水堤灯台)」。1896(明治22)年竣工の横浜港内で最も歴史のある灯台。対となる「白灯台」は日本郵船氷川丸の横に設置されています
▲横浜ベイブリッジに近づいてきました
▲横浜ベイブリッジをくぐれるのは、クルージングの醍醐味。行きと戻りの2回、くぐります
▲キリンのようなガントリークレーンが並ぶ「産業エリア」。コンテナを運搬するようすが間近に見られ、迫力満点!
▲ベイブリッジの向こうにはみなとみらいの風景が。この辺りは、1854年にペリー提督を乗せた黒船が錨泊(びょうはく)したとされる「ペリーポイント」
▲新港ふ頭には歴史的にも貴重な「ハンマーヘッドクレーン」が残されています
▲ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの先端で港の安全を見守る女神像「みちびき」
▲海側から眺めるみなとみらいの風景はちょっぴり新鮮
▲大さん橋、横から見ると長いですね! 豪華客船が停泊している日は、船を真横から眺められそう
▲ピア赤レンガ桟橋に戻ってきました
▲船内のようす。外階段をのぼるとデッキに出られます
約55分のクルージングで、横浜の歴史と今がよくわかる「赤レンガ倉庫 横浜クルーズ」。1日4便(10:45、12:00、13:15、14:40)運航されますので、新しい横浜観光の定番として体験してみては。海から眺める横浜の風景は、きっと思い出に残ることでしょう。このほか、リザーブドクルーズでは、横浜夜景や大人気の工場夜景を楽しむクルージングもありますので、サイトをチェックしてみてください。
■赤レンガ倉庫 横浜クルーズ
時間:10:45、12:00、13:15、14:40
運航時間:約55分
運休日:月、火(祝日の場合は運航)
料金:大人1200円、中高生800円、小学生600円、団体(20名以上)1100円
予約、問い合わせ:045-290-8377
http://www.reservedcruise.com/
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