明治25年創業という、横浜中華街でも屈指の老舗「萬珍樓(マンチンロウ)本店」。おひとりさまにおすすめしたい、ランチタイム限定「昼御膳」を食べてきたので紹介します。
横浜中華街で屈指の老舗・萬珍樓
創業は明治25年、横浜中華街にこだわり、店舗は同じく横浜中華街にある「萬珍樓 點心舗(マンチンロウ テンシンポ)」と本店の2店舗しかありません。
2021年7月に発行された季刊誌「横濱 73号」で、萬珍樓さんの130年の長い歴史は、日々の小さな努力の積み重ねの上に成り立っていることを取材させていただきました。老舗の味と雰囲気を一度は体験したいお店です。
敷居の高そうな大型の高級店ではありますが、ランチタイムは気軽な麺・飯ランチ(1200円~、平日限定)やランチタイムのメニューが用意されています。
ランチタイム限定「昼御膳」は1名からオーダー可
ランチタイムのメニューのひとつ「昼御膳」(3300円税・サ料込)は、1名からオーダーでき、本格広東料理を少しずついろいろ楽しめるのでおすすめです。
昼御膳は、スープ、4種類の料理、ごはん(白米か古代米のどちらか選べます)、デザートがセットになっています。
はじめにスープが運ばれてきます。この日のメニューは「大山鶏の蒸しスープ」。アツアツの壺のような容器に入っており、レンゲでひと口すすると鶏肉の旨味たっぷり。
スープを飲み終えると、料理とごはんが運ばれてきました。
メニューは「蒸し鶏」「イカと茄子のチリソース」「海老とスナップエンドウの香り炒め」「黒毛和牛と蓮根のオイスター炒め」の4種類。
萬珍樓の料理は化学調味料不使用で、素材にこだわり、そのおいしさを引き出す方法で調理されています。「昼御膳」の料理の数々も本格広東料理ならではの香り、家庭ではなかなか味わうことのできない味ばかりでした。
食後はデザート「杏仁豆腐 赤肉メロンソース」。萬珍樓さんはデザートにも力を入れていて、デザート専門のパティシエがいるのです。杏仁豆腐にメロンソースがかかっているのは初めての体験でした!(もちろん美味!)
大人数でアラカルトをオーダーしてみたい萬珍樓 本店ですが、ランチタイムにひとりでも気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
昼御膳は、平日は11:00~14:30まで、土日祝は11:00~16:00まで、1日30食限定メニューとなっています。
萬珍樓(マンチンロウ) 本店 概要
住所:横浜市中区山下町153
営業時間:平日 11:00~15:00、17:00~22:00(L.O.21:00)
土日祝 11:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:月曜
交通・アクセス:JR石川町駅、みなとみらい線 元町・中華街駅2番出口から徒歩約5分
TEL:045-681-4004
URL:https://www.manchinro.com/honten/
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