2023年8月7日、中華料理の名店がひしめく横浜中華街に、おにぎりと豚汁の専門店がオープンしました。その名は「おにぎりと豚汁いたる」。お得な「朝セット」を食べてきました。
「おにぎりと豚汁いたる」について
「おにぎりと豚汁 いたる」は横浜中華街の香港路にあります。1階はかき氷専門店「雪月果」で、2階が「おにぎりと豚汁 いたる」です。店主の植原格(いたる)さんは、横浜にある元町・中華街エリアの中で日本の食文化の原点ともいえるおにぎりと豚汁を気軽に楽しんでいただきたいという思いから、開業したそうです。
おにぎりに豚汁が付いたリーズナブルな「朝セット」
「おにぎりと豚汁いたる」は朝8:00から営業。11:00まで提供している「朝セット」は、おにぎり1個と豚汁で700円(税込)というお得なメニューです。
暖簾をくぐって2階に上がろうとすると、1階の厨房で調理している植原さんが「お一人様ですか? 少しお時間がかかりますが、大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。特に時間の制約はなかったので、「大丈夫です」と2階へ。
おにぎりのデカさにビックリ!1個で満足
2階にはイートインスペースがあり、4人掛けのテーブルが2席、2人掛けのテーブルが1席、カウンター席が5席あります。平日の朝9時前でしたが、既に2組の来店客がいました。
席についたらスマホでQRコードを読み込み注文します。オーダーしてから3分ほど、植原さんが作り立てのおにぎりを席まで運んできてくれました。
まず、おにぎり1個の大きさにビックリ。通常のおにぎり専門店の2倍近くあるでしょうか。注文の際、もう1個追加しようかと思いましたが、やめて正解でした。
お米は魚沼産コシヒカリを使用しているとのこと。毎日店内で炊き上げ、注文ごとに握っています。海苔は、横浜の名店「蔦金(つたきん)商店」の海苔を使用。パリッとしていて風味豊かです。
おにぎり1個の価格は具によって変わります。
300円(しゃけ、しゃけマヨ、ツナマヨ、こんぶ、おかか、うめ)
350円(肉そぼろ、漬け卵黄、辛子明太子、焼き明太子、めんたいマヨクリームチーズ)
400円(和牛そぼろ、肉そぼろ卵黄、牛すじ)※価格はすべて税込
私は「肉そぼろ卵黄」を注文。写真の通り、おにぎりの中にそぼろがぎっしりと詰まっていました。
豚汁の具が大きく種類が豊富
豚汁(税込500円)の具は、豚肉、ネギ(抜きも可)、大根、ニンジン、サツマイモ、豆腐、こんにゃく、レンコン、シメジです。具材は大きめに切ってあり、食べ応えがあります。「朝セット」にはこの豚汁が付くので、400円のおにぎりを注文すると200円お得になるのです。
横浜中華街に来て、あえて「中華料理を食べない」という選択肢もアリかも。テイクアウトや弁当の予約も対応しているので、気軽に利用してみては。
※価格は取材時のもの。2024年4月16日から改定されたとのことです
「おにぎりと豚汁いたる」概要
住所:横浜市中区山下町138
TEL:045-306-9494
営業時間:8:00~15:00 ※「朝セット」は11:00まで
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
URL:https://www.instagram.com/onigiri_tonjiru_itaru/
※2024年7月11日に中華街大通り「香港大飯店」1階に移転⇒神奈川県横浜市中区山下町146-6 1階売店奥
※2024年10月3日追記:残念ながら9月29日にて営業終了されました
※2024年10月7日追記:10月10日より木~日曜(8:00~11:00)限定でメニューを絞って営業再開
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