横浜が誇る日本庭園「三溪園(さんけいえん)」では、約250本の桜が植えてあり、春になると園内が淡いピンク色に染まります。満開を迎えたとのことで、3月30日に駆け足でお花見に行ってきました。
三溪園で楽しむ、桜めぐり
三溪園では、3月上旬から4月中旬にかけて、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、三溪園の創始者・原三溪ゆかりの岐阜のサクラなど9種類約250本のサクラが楽しめます。ソメイヨシノが見ごろを迎えていました。
2022年は3年ぶりに桜のライトアップも開催。3月25日~4月5日まで、閉園時間を21:00まで延長し、外苑の大池周辺のサクラと古建築を中心にライトアップされます。昼間とは雰囲気の異なる、幻想的な空間となります。
サクラの時期の混雑状況について
サクラの時期は、平日でも入口横の駐車場が満車になるなど混雑します。チケット発売窓口や食事処なども行列する時間帯もありますので、時間に余裕を持ってお出掛けください。
並ばず入場できるオンラインチケットも販売していますので、そちらを使うとスムーズです。
待春軒で名物「三溪麺(さんけいそば)」を
園内には、3軒の食事処と三溪記念館内ロビーに抹茶処「望塔亭」があります。食事処ではそれぞれ、甘味や麺類などを販売しています。
食事処の1軒「待春軒(タイシュンケン)」では、三溪園の創設者、原三溪が考案した「三溪麺(さんけいそば)」が楽しめます。
三溪麺はいわゆる汁なし麺で、細いうどんを少しの油でほぐす程度に炒め、タケノコやシイタケ、豚ひき肉、ネギ、ショウガなどを使ったあんがかかっています。トッピングは、ハム、絹さや、錦糸卵。麺と混ぜ合わせていただきます。
ショウガの風味がさわやかな味わい。食通として知られた三溪の自信作で、おもてなし料理だったそうです。
こんぶ茶がついていますが「麺にかけないでくださいね」との説明を受けました。出汁と勘違いしてかける方がいるようです。
春の特別出店も実施
春の特別出店も実施していました。中央広場には横浜元町 香炉庵さんが和菓子を販売していたので購入。
予約可能な「お花見ひろば」が初登場
今年は大池沿いの芝生に「お花見ひろば」が初登場。三溪園では、シートを持ち込んでのお花見はNGとなっていますが、この「お花見ひろば」では三溪園で用意したシート(180×180cm、2畳分)でお弁当などを持ち込んでお花見が楽しめます。
1シート大人4名(子ども含めて8名まで)で、1日あたり100区画(50区画×2枠、10:00~13:00/14:00~17:00)限定で販売。1区画・1枠あたり3000円(税込)で、電子チケットPeatixで申し込みできます。
また、混雑を避けたい方やゆっくりと撮影を楽しみたい方は、開園前の8:00から入園できる特別チケットを利用しては。発売は4月1日~4日3日で、50名限定、価格は3000円(税込)。こちらも電子チケットPeatixで申し込みできます。
三溪園 概要
場所:横浜市中区本牧三之谷58-1
開園時間:9:00~17:00(最終入園は16:30)
※2022年3月25日~4月5日は21:00まで開園(入園は20:30まで)
入園料:大人700円 小人 200円 ※2017年7月より料金改定
※この他、割引や回数券、パスポートなどがあり⇒三溪園公式サイト
休園日:12月29日、30日、31日 ※不測の事態による臨時休園あり
交通・アクセス:根岸駅1番乗り場より《市バス58・101系統 》10分 本牧下車 徒歩10分、横浜駅東口2番乗り場より《市バス8・148系統》35分 三溪園入口下車 徒歩5分、《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)25分 三溪園下車すぐ
TEL:045-621-0634
URL:三溪園
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