新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博)が2024年に迎える30周年に向けて、2022年7月1日から「あの銘店をもう一度」プロジェクトをスタート。過去に出店したことのある約40店舗の銘店が2年間かけ3週間のリレー形式でラー博に出店する、ラー博史上最大のプロジェクトです。
銘店シリーズ第25弾として2023年11月21日~12月11日まで札幌「けやき」が出店。さらに進化した札幌味噌ラーメンに感激!
2004年当時も味噌ラーメンのおいしさに感動
札幌「けやき」がラー博に出店したのは、2004年12月。その年の10月に、1994年のラー博開業時から出店していた札幌「すみれ」が卒業し、その後を受け継ぐ形として出店しました。すみれの次に出店する味噌ラーメン店ということで、めちゃめちゃ期待して訪れた記憶があります。スープは意外にあっさりとしていて、炒めた野菜がおいしかった、と、当時の記事に書いてありました。
▼2004年当時の記事を発掘
見た目が変化、味も進化
今回は14年ぶりにラー博に戻って来た「けやき」。「煮玉子入り味噌ラーメン(1300円)」をチョイス。ネギが山盛りのビジュアルはかつてもそうでした。「けやき」の焼き印が入った卵は初めて。
まずはスープを一口。とろりとしているのに、あっさり。鶏の旨味を強く感じます。厳選された豚のゲンコツや背脂、丸鶏、数種類の野菜やシイタケなどを使用。約10時間をかけ、じっくりとうまみを抽出しているとのことです。
タレに使用する味噌は、大豆や麦など3種類の味噌に野菜の甘みをプラス。まろやかさ、ツヤの良さ、深いコク、キレのよさを兼ね備えています。
1週間寝かせた超熟成麺
麺は、1週間寝かせて成熟させた中太の縮れ麺。スープが程よく絡みます。プリプリとした食感がたまりません。
そして、野菜! よく炒めてあり、旨味がしっかりと引き出されています。底にたまりがちなひき肉もうまい! 最後までおいしくいただきました。
12月4日から「ニラ豆板拉麺」が登場したとのこと。これ、絶対うまいやつ~。
「けやき」の出店は2023年12月11日まで。次回の第26弾(12月12日~1月10日)はコロナ禍で休業中に卒業されたドイツ・フランクフルト「無垢ツヴァイテ」が出店。待ちわびていたお店です。第27弾(1月11日~1月31日)は「春木屋 郡山分店」です。
新横浜ラーメン博物館 概要
住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
入場料:大人450円、小中高生・65歳以上100円 ※このほか、6ヶ月パス(500円)、年間パス(800円)があります
営業時間:平日 11:00~21:00、土日祝 10:30~21:00 ※変動する場合あり
アクセス:JR新横浜駅より徒歩5分、横浜市営地下鉄 新横浜駅8番出口より徒歩1分
URL:https://www.raumen.co.jp/
【関連記事】