新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博)が2024年に迎える30周年に向けて、2022年7月1日から「あの銘店をもう一度」プロジェクトをスタート。過去に出店したことのある約40店舗の銘店が2年間かけ3週間のリレー形式でラー博に出店する、ラー博史上最大のプロジェクトです。
銘店シリーズ第28弾として2024年2月1日~3月3日まで「麺や颯 RYUS NOODLE BAR(リューズヌードルバー)」が出店。日本にはない"カナディアン鶏白湯"が味わえる貴重な機会です。
「麺や颯 RYUS NOODLE BAR」について
「麺や颯 RYUS NOODLE BAR(以下、RYUS)」は、店主の高橋隆一郎さんがカナダ・トロントに開業したラーメン店。「麺や颯(めんやりゅう)」とは「RYUS NOODLE BAR」の和訳で、マークとしてカナダでも使われています。RYUSの歩みについてはAll About ニュースで詳しく紹介しているので、そちらをご覧ください。
RYUSは、2018年10月に「逆輸入ラーメン」第5弾としてラー博に出店しました。しかし、出店中はコロナ禍による一時休業もあり、2021年6月に卒業しました。
鶏、野菜ポタージュ、魚介が調和した"カナディアン鶏白湯"
シグニチャーメニューは「RYUS鶏白湯ラーメン」ですが、私が食べたのは「コーン&メープルバター鶏白湯ラーメン」。このトッピング付きが最強なのでおすすめします。
スープは、日本では味わえない独自性に富んだ"カナディアン鶏白湯"です。良質な鶏と野菜を長時間弱火で煮込み、一晩熟成。翌日、一気に強火で炊き上げ白湯に仕上げます。鶏の旨味と野菜ポタージュの甘み、そして凝縮した魚介ダシのコクが見事に調和しています。
麺はミネラル豊富な全粒粉を使用した中細のストレート。とろんとしたスープによくからみます。
チャーシューは豚バラ、低温調理した鶏の2種類を使用。他には、水菜、メンマ、白きくらげ、ゴマ、特徴ある風味のレモンゼストという構成になっています。コーンのトッピングも甘味があり、スープにマッチ。
そして、鶏白湯ラーメンに欠かせないのがメイプルバター。自家製スモークメイプルバターとなっています。
カナダは世界最大のメイプルシロップの生産国で、カナダを象徴する食材のひとつ。バターとメイプルシロップを合わせてスモークしてあるので、スモーキーな香りが特徴です。
このRYUSならではのメイプルバターのコクと甘みがスープに加わり、最強の味変アイテムです。これは日本のラーメン店では出会えない味だと思います。
「麺や颯 RYUS NOODLE BAR」の出店は3月3日まで。これを機にぜひ味わってみてください。2月14日~22日までは「西京味噌薫る鶏白湯味噌ラーメン」も登場します。
新横浜ラーメン博物館 概要
住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
入場料:大人450円、小中高生・65歳以上100円 ※このほか、6ヶ月パス(500円)、年間パス(800円)があります
営業時間:平日 11:00~21:00、土日祝 10:30~21:00 ※変動する場合あり
アクセス:JR新横浜駅より徒歩5分、横浜市営地下鉄 新横浜駅9番出口より徒歩3分
URL:https://www.raumen.co.jp/
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