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「相鉄・東急新横浜線」3月18日開業!新設「新綱島駅」がお披露目【現地レポ】

相鉄・東急新横浜線の新駅「新綱島駅」がお披露目

3月18日に開業する「相鉄・東急新横浜線」のしゅん功開業式典が新横浜駅で行われ、新設の新綱島駅が関係者・報道陣に公開されました。どんな駅なのか紹介します。

 

 

 

相鉄・東急新横浜線について

相鉄・東急新横浜線 路線図(提供画像)

相鉄・東急新横浜線 路線図(提供画像)

「相鉄・東急新横浜線」は、相鉄新横浜線「羽沢横浜国大駅」から新たに設置される「新横浜駅」「新綱島駅」、東急東横線・目黒線「日吉駅」を経由して、渋谷・目黒方面へ直通する新路線。相鉄・東急沿線の方にとっては、新横浜駅へ乗り換えなしでアクセス可能となります。

また、東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線との直通運転により、東京・埼玉につながる広域的な鉄道ネットワークが形成されることとなり、都心へのアクセス向上と合わせて、横浜への観光客流入も期待されます。

しゅん功開業式典の様子(提供画像)

しゅん功開業式典の様子(提供画像)

しゅん功開業式典には、86名が参加。鉄道・運輸機構 河内理事長、相模鉄道 千原社長、東急電鉄 福田社長、斉藤国交大臣、菅衆議院議員、神奈川県 黒岩知事、 横浜市 山中市長らが登壇し、テープカットとくす玉割りが行われました。

鉄道・運輸機構 河内理事長は「新駅となる新横浜駅と新綱島駅は、厳しい施工状況のなか、最新の技術を採用するなど創意工夫を重ね、無事に工事を完了することができました」とあいさつ。

相模鉄道 千原社長は「都心、埼玉までダイレクトな輸送が可能となりました。相鉄線沿線へ足をお運びいただければ」と期待を込めました。東急電鉄 福田社長は「相鉄・東急新横浜線の開業によって、神奈川から東京、埼玉まで7社局14路線をつなぐ総延長250キロメートルという広域・多方面へのネットワークが形成されました」と、意義のある事業であることを紹介。

試乗列車には相鉄20000系が使用

試乗列車には相鉄20000系が使用

式典の後、新横浜駅から新綱島駅まで試乗列車が運行、新綱島駅がお披露目されました。

「新綱島駅~新横浜駅」の試乗列車として東急5050系4000番台が使用

「新綱島駅~新横浜駅」の試乗列車として東急5050系4000番台が使用

新綱島駅は「町の移り変わりを感じる駅」がコンセプト

「綱島の町の移り変わりを感じる駅」がコンセプト

新駅となる「新綱島駅」は公募によって駅名が決定したとのこと。デザインコンセプトは「綱島の町の移り変わりを感じる駅」。川の町、桃の町、温泉の町、未来へ発展する町という、明治以前から、戦前、現在、未来へと綱島の移り変わりを、ホームから地上に出る間に感じられるデザインとなっています。

明治以前の「川の町」を青や水色で表現

明治以前の「川の町」を青や水色で表現▲ ホームは鶴見川の本流・支流に囲まれた、明治以前の「川の町」を青色や水色を散りばめたデザインで表現

桃栽培の町として発展してきた綱島を表現▲ 地下1階の改札口付近には発光するガラスパネルを設置し、明治から戦前にかけて、川の氾濫を利用した桃栽培の町として発展してきた綱島を表現。春=桃色、夏=青、秋=オレンジ、冬=白と、色が変化します

「温泉の町」を茶褐色のタイルで表現▲ 戦後から東京の奥座敷と呼ばれた「温泉の町」を、綱島温泉の茶褐色をイメージしたタイルの柱で表現

「未来へ発展する町」をデザイン

▲地上出入口は付近は、歴史性を大切にし、発展し続ける「和モダン」のデザインで「未来へ発展する町」を表現

神奈川から東京、埼玉まで7社局14路線をつなぐ広域ネットワークが形成

神奈川から東京、埼玉まで7社局14路線をつなぐ広域ネットワークが形成

「相鉄・東急新横浜線」の開業は3月18日。神奈川から東京、埼玉まで7社局14路線をつなぐ広域ネットワークが形成されることで、横浜の観光エリアだけでなく、周辺エリアへの新たな人の流れが期待できそうです。

 

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