高島屋ではバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ 2024」を2024年1月19日から開催。日本初上陸のブランドをはじめ、世界から選りすぐりの100以上のブランドが集います。この時期にしか入手できない海外ブランドやバイヤーがおすすめする注目のブランドを紹介します(画像はすべてプレス発表会にて撮影)。
- 「アムール・デュ・ショコラ 2024」について
- 日本初上陸・高島屋初登場のショコラブランド
- 高島屋オリジナルのサステナブルなフルーツショコラ
- 食感を楽しむ“お菓子系”ショコラ
- フランス・トップクラスシェフのショコラが勢ぞろい
「アムール・デュ・ショコラ 2024」について
「アムール・デュ・ショコラ」は、年に一度の“ショコラの祭典”として親しまれている高島屋のバレンタイン催事です。2024年1月19日から高島屋各店で順次スタートします。高島屋オンラインストアではすでに開催中、横浜高島屋では1月24日から8階特設会場でスタートします。
アムール・デュ・ショコラ 2024のテーマは「出会い」。今年は日本初上陸4ブランド、高島屋初登場3ブランド(初上陸ブランドを除く高島屋初登場ブランド数)を展開し、実力派ショコラティエのブランドや、新進気鋭の次世代若手ショコラティエのブランドなどが揃っています。試食させていたいただショコラを中心に、注目のブランドを紹介します。※価格はすべて税込
日本初上陸・高島屋初登場のショコラブランド
真っ先にチェックしたいのは、日本初上陸・高島屋初登場のショコラブランド。注目のブランドを紹介します。
「ジャド・ジュナン」 は、フランスを代表するショコラティエであるジャック・ジュナン氏の娘・ジャド・ジュナン氏が2022年にオープンしたショコラトリー。今、パリで話題のスペシャリテだそう。
ルーブル美術館から発想を得たというピラミッド型の美しいフォルムのショコラ「ピラミドン」は、ハーブや中東のスパイスなどのフレーバーを合わせた、新発想の味わいです。
メキシコのブランド「ドルチェネロ」からは、マオ・モンティエール氏の独特の世界観とこだわりにより生まれた卵型のショコラが日本初上陸。
マンゴー、ライスプディング、ココナッツ、そしてメキシコのお酒・メスカルなどのフレーバーが楽しめる、個性豊かな味わいが特徴です。ショコラの甘さを感じた直後にスパイスが口の中に広がります。
「ラ ペーニャ ドゥルセ」はスペイン、バスクの街・ビトリアのブランド。ショコラティエが厳選したピーナッツをたっぷり使用した3種のピーナッツプラリネは、ナッツ感満載です。
高島屋オリジナルのサステナブルなフルーツショコラ
続いてチェックしたいのは、高島屋オリジナルのサステナブルな「フルーツショコラ」。「千代田組」とのコラボレートで実現しました。
総合商社である千代田組は、品質や味には問題がなくても小さな傷があったり、見た目が不揃いという理由から規格外として出荷されずに廃棄されてしまう事が多いフルーツを少しでも多く救おうと、フレッシュなおいしさをそのまま「ピューレ」に生まれ変わらせることにチャレンジしています。
フードロス削減の取り組みとこの趣旨に賛同したトップショコラティエなど、5ブランドが協力。おいしくて未来にやさしい「フルーツショコラ」が誕生しました。
「エキリーブル」のフリュイシャンパーニュは、ラ・フランス、ブルーベリー、川中島白桃のピューレをシャンパーニュのガナッシュと合わせたボンボンショコラと、人気のラズベリー、ライチ、カシスのシャンパンガナッシュのアソート。どれもフルーティな味わいが楽しめます。
「トシ・ヨロイヅカ」のソフティショコラSDGsは、なめらかな口どけを追求した、新食感の生チョコレート。シャインマスカット、川中島白桃、ブラッドオレンジ、ラ・フランス、それぞれのフルーティーな味わいとカカオを組み合わせています。
「トシ・ヨロイヅカ」のオーナーシェフ・鎧塚俊彦さんは「規格外のフルーツは、味はいいのにロスになってしまいます。何とか使いたいなと思い、4種類のフルーティーな味わいの生ショコラを開発いたしました。カップに入れることで、これまでにないほどなめらかな食感となっています。どうぞお召し上がりください」とコメントしています。
4種類のうち、「ピーチ」を試食させていただきました。クリーミーなチョコレートをスプーンですくい、フルーティーなソースと合わせながらいただきます。これまで食べたことのない、新たなジャンルのスイーツだと感じました。
食感を楽しむ“お菓子系”ショコラ
食感を楽しむ“お菓子系”のショコラは、リーズナブルな価格帯も魅力です。
世界中を旅してグルメを探求してきたカレン・シュナイド氏が創設したブランド「オー・ラ・ラ」は南アフリカから初上陸。キャラメライズしたアーモンドのほか、ペカンナッツはホワイトチョコで、ヘーゼルナッツはミルクチョコでコーティングされています。甘くてザクザクした食感が印象的です。
フランス・トップクラスシェフのショコラが勢ぞろい
「アムール・デュ・ショコラ」は、フランスのトップクラスのシェフのショコラが一堂に集合する絶好の機会。ギフトはもちろん、自分へのご褒美チョコにもピッタリです。
数々の受賞歴を持つジャック・ジュナン氏によるヌーヴォーセレクションは、8種すべてが新作という、ぜいたくなアソート。日本ではこの時期しか出会えません。優しい風味の「カンポットペッパー&コブミカン」、エスニックな「アジョワン」、力強さを感じる「ジャマイカ産胡椒」など、スパイスとショコラを融合させた華やかな味わいが楽しめます。試食した「スターアニスプラリネ」はハーブが香る、とろける食感でした。
「プラリネの魔術師」「ショコラの芸術家」と呼ばれるパトリック・ロジェ氏。M.O.F.(=フランス国家最優秀職人章)を取得した際に創作した甘酸っぱい「ライム」や、南仏の風のような香りの新作「ラベンダーハチミツ」、フルーティな「ピーチ」の3種のキャラメルを極薄のチョコレートでコーティングしたドームは同氏の代名詞ともいえる逸品です。フルーティーで、他にはない食感と味わい。
フランスの人間国宝とも称されるファブリス・ジロット氏。厳選素材のハーモニーが見事なプラリネとガナッシュを繊細なコーティングで仕上げたアソートは、並び順にまでこだわっているのだとか。
極薄のチョコレートで塩バターキャラメルやプラリネをコーティングした繊細なショコラは、チョコレートとフィリングの絶妙なバランスが見事です。
ワールドチョコレートマスターズ2015を制した実力派ショコラティエ、ヴァンサン・ヴァレ氏。とろりとしたテクスチャーにバニラなどの風味が広がるスペシャリテのキャラメルドーム、ナッツのザクっとした食感が際立つプラリネなど、繊細な美意識と技が詰め込まれたアソートです。
世界から選りすぐりの100以上のブランドが集う「アムール・デュ・ショコラ 2024」。テーマとなっている「出会い」を求めて、この時期しか入手できないショコラを探してみては。
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