2022年4月から放送開始のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。舞台のひとつとなる横浜市鶴見区は、1900年代前半より沖縄出身者が多いまちということで「沖縄タウン」とも呼ばれています。沖縄のものなら何でもそろう「おきなわ物産センター」に隣接する食堂「てぃんがーら」では沖縄そばが食べられます。
おきなわ物産センター隣接の食堂「てぃんがーら」について
1986年創業の「おきなわ物産センター」は、沖縄食材を中心に沖縄のものが何でもそろう物産店。鶴見沖縄県人会会館の1階にあり、沖縄の県産品、日常食材を中心に輸入品、お土産品、健康補助品、民芸品など約1000種類のアイテムを小売・卸販売しています。
隣接する食堂「てぃんがーら」は、ランチタイムのみ営業(11:00~15:00)。沖縄そばがメインで、じゅーしぃご飯のほか、ソーキ、ゆし豆腐などのトッピングメニューがあります。
この日は、「おきなわそば(中サイズ、800円)」、「てぃんがーらそば(中サイズ、800円)」、じゅーしぃご飯(200円)、じゅーしぃおにぎり(1個100円)をオーダー。
沖縄そばの麺は自社製を使用
おきなわそばは、三枚肉とソーキが1枚ずつトッピングされており、2種類の味を楽しめます。「アド街」では、このおきなわそばが紹介されました。
▲そば1品とじゅーしぃご飯をオーダーすると、サービス小皿がついてきます
てぃんがーらそばは、肉ではなく、ゆし豆腐と沖縄産アーサ(海藻の1種)がトッピングされています。シーサーのかまぼこがかわいい!
てぃんがーらで提供している沖縄そば(麺)は、「おきなわ物産センター」が自社工場で製造しています。最上級の小麦粉など厳選素材を使い、温度・湿度にも注意を払って作られています。麺が黄色く、波打っているのが特徴。コシがあるのになめらかで、あっさりとした味わいです。
じゅーしぃは、沖縄家庭料理である具だくさんの炊き込みご飯。あっさりとしていて薄味です。沖縄そばの上品な出汁にピッタリ。
▲土・日曜は、沖縄天ぷらやじゅーしぃおにぎりの販売も
「てぃんがーら」とは、沖縄方言で「天の川」のこと。気軽に沖縄の味が楽しめる食堂です。店内では、沖縄の作家さんの器(やちむん)や絵画、雑貨などの販売も行っています。島雑貨の販売は17:00まで。
島雑貨と沖縄そば てぃんがーら 概要
住所:横浜市鶴見区仲通3-74-14
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)※雑貨販売は17:00まで
定休日:水、木曜
交通・アクセス:JR鶴見線 弁天橋駅から徒歩約7分
TEL:045-504-7816(おきなわ物産センター)
URL:https://okinawa-bussan.net/
▼沖縄そばを通販で購入可
横浜市鶴見区が「沖縄タウン」と呼ばれる理由とは
京浜工業地帯は日本最大の工業地域で、その一角に位置するのが横浜市鶴見区です。1900年代前半から職を求めて全国から多くの人が集まり、なかでも沖縄出身者が多かったといいます。そのためいつしか「沖縄タウン」と呼ばれるようになりました。
沖縄料理店をはじめ、沖縄の食材の販売や沖縄芸能の団体によるイベントなど、まち全体に沖縄の文化が根付いています。
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