横浜DeNAベイスターズは、2020年12月7日(月)、2021年度新入団発表記者会見を行い、支配下8選手の入団と、背番号を発表しました。所信表明と自分で命名した「ハマの〇〇」も披露。
はじめに、三原一晃代表が「三浦新監督のもとで、これから羽ばたいていく8名の新しい選手を獲得することができました。ぜひともファンの皆さまに名前と顔を覚えていただいて、1日も早く横浜スタジアムで活躍できることを祈っております。
今回のドラフトはバランスよく、スムーズだったと自負しております。半数が高校生と言うことで、将来を期待できるメンバーがそろっております。今後のベイスターズを担っていく新しい力となる選手たちです。よろしくお願いいたします」とあいさつ。
三浦大輔監督は「私も監督1年目の新人としてのスタートです。29年前の自分の入団発表の時、期待と不安を持って会見にのぞんだことを思い出しました。ここにいる選手たちも同じような気持ちだと思います。1日も早くチームになじんで、今持っている力を十分に発揮して、横浜DeNAベイスターズの一員として活躍してくれることを楽しみに、またライバルとの競争にも勝ち上がってチームの力になってくれることを願っています。今日という日を忘れず、チームの一員であることを誇りに持って、これから日々過ごしていってもらいたいなと思います」と、やや緊張ぎみにあいさつしました。
8名の選手は、それぞれプロ野球選手としての所信表明を色紙に記し披露しました。
入江大生(いりえ たいせい)選手(背番号22、投手、明治大学)
「活気」
いきいきとした勢いという意味のあるこの言葉を選びました。元々活気のある横浜DeNAベイスターズに、さらに活気をもたらすようなプレイや声出しを心掛けたいです。
Q:ユニホームに袖を通しての気持ちは?
ドラフト指名から約1ヵ月が経って、今日初めてユニホームに袖を通して、あらためてこのユニホームでチームの勝利に貢献したいという気持ちが強くなりました。三浦新監督のもと、横浜を活気づけることを目標にがんばっていきたいと思います。
Q:アピールポイントは?
技術面よりも野球以外のところも見てもらいたいなと思います。声出しとか。準備も大切にしているので、そこも見ていただきたいです。
「勝てる投手」というのが一番いい投手だと思っているので、点を取られても、相手より1点少なく投げ切る、という投手になりたいなと思います。
偉大な選手がつけてきた背番号に負けないように。(大魔神と呼ばれた)佐々木(主浩)さんとは違う雰囲気の「22番」を見せたいです。
Q:三浦監督から学びたいことは?
投球術を学びたいです。自分は高校の時には野手で甲子園に出場したんですが、ピッチャーは大学からなので、三浦監督のような投球術を学んで、勝てるピッチャーになりたいです。
Q:「ハマの〇〇」何と呼ばれたいですか?
この質問はいつか来ると思っていたので考えておきました。「ハマの特攻隊長」です。「総長」だと上なので…。
Q:来シーズンの目標を教えてください。
開幕一軍を目指してがんばりたいです。
牧 秀悟(まき しゅうご)選手(背番号2、内野手、中央大学)
「努力」
プロ野球の世界に入れたのも、今まで努力してきたからだと思います。これからもっと厳しい世界となるので、もっともっと努力します。
Q:ユニホームに袖を通しての気持ちは?
小さいころからの夢が野球選手で、背番号「2」という偉大な番号もいただいて。ここからは自分の努力次第。スタメンで活躍できるようがんばります。
Q:アピールポイントは?
地道に努力してチャンスに強いバッティングをアピールできればな、と思っています。
「チャンスで牧に回せば点が入る」と思ってもらえるような信頼のおける選手になれれば。
Q:三浦監督から学びたいことは?
三浦監督は日本を代表するピッチャーだったので、日本を代表する選手になれるような練習だったり、覚悟だったりを学びたいです。
Q:「ハマの〇〇」何と呼ばれたいですか?
「ハマのムードメーカー」としてチームを盛り上げていけるような選手になっていきたいなと思っています。
Q:来シーズンの目標を教えてください。
スタメンで試合に出たら、日本一に貢献したいです。日本一になるために必要とされるバッターになりたいです。
松本 隆之介(まつもと りゅうのすけ)選手(背番号40、投手、横浜高等学校)
「怪物」
同じ横浜高等学校出身の先輩であり、怪物と呼ばれた松坂大輔さんのような偉大な投手になれるように一生懸命がんばります。
Q:ユニホームに袖を通しての気持ちは?
ユニホームを着て、あらためて実感しましたし、自覚を持ってすべてにおいて行動しなければいけないという気持ちも高まりました。より一層がんばろうという気持ちになりました。
Q:アピールポイントは?
アピールポイントは相手を圧倒するピッチングスタイルなので、プロの世界でも披露できるように、がんばりたいです。
どんな場面でも冷静にピッチングすることを目標にがんばっていきます。
Q:三浦監督から学びたいことは?
同じ投手なので、技術面を学びたいです。また、野球に対する姿勢や普段の行動なども学んでいきたいなと思っています。
Q:「ハマの〇〇」何と呼ばれたいですか?
「ハマの怪物」といわれる投手になりたいです。
Q:来シーズンの目標を教えてください。
まだまだ未熟者ですが、1日でも早く一軍の舞台で活躍できるような選手になりたいです。
小深田 大地(こぶかた だいち)選手(背番号44、内野手、履正社高等学校)
「挑戦」
何事にも挑戦する気持ちを持って臨みます。せっかく背番号44をいただいたので、佐野(恵太)選手より高い打率で首位打者となれるように挑戦していきたいです。
Q:ユニホームに袖を通しての気持ちは?
ここからがスタート。背番号「44」をいただいたので、佐野選手に負けないようなスケールの大きなバッターになって、チームを優勝に導きたいです。
Q:アピールポイントは?
フルスイングで広角に打つのが自分の持ち味なので、そこを活かしてがんばっていければ、と思います。
球場の雰囲気を一瞬で変えられるような、そんな選手になりたいです。
Q:三浦監督から学びたいことは?
バッターに対してどういう球を投げていたのかを聞いて、学んで、活躍できる選手になりたいです。
Q:「ハマの〇〇」何と呼ばれたいですか?
「ハマの主砲」と呼んでもらえるようなバッターになります。
Q:来シーズンの目標を教えてください。
1年目からフルスイングして対応していきたいと思っているので、三浦監督から大切な場面で使っていただけるようにしっかりがんばりたいと思います。
池谷 蒼大(いけや そうた)選手(背番号53、投手、ヤマハ)
「謙虚」
技術面も体力面もまだまだ足りないので、謙虚な気持ちと姿勢を忘れず、やっていきたいと思います。素晴らしい先輩方がチームにたくさんいらっしゃるので、謙虚な気持ちでがんばります。
Q:ユニホームに袖を通しての気持ちは?
あらためて責任感、このユニホームを着て早く投げたいという気持ちが沸いてきました。
Q:アピールポイントは?
マウンドでの投げっぷりと気持ちの強さを見てもらいたい。ストレートの質というのも自分の長所だと思っているので、負けないように投げていきたいです。
チームの流れ、雰囲気を変えられる選手になっていければ。
Q:三浦監督から学びたいことは?
長年プレーし続けた選手なので、マウンドでの度胸だったり、気持ちの面などを聞きたいなと思います。
Q:「ハマの〇〇」何と呼ばれたいですか?
「ヤマハのイケヤ」から「ハマのイケヤ」になって「ハマのイケちゃん」と呼ばれるようになりたいです。
Q:来シーズンの目標を教えてください。
横浜DeNAベイスターズが日本一になるために少しでも戦力になれれば、と思うのですが、そのためには1年目から一軍に出場して投げることが目標です。信頼を得て投げられるようにがんばりたいです。
髙田 琢登(たかだ たくと)選手(背番号56、投手、静岡商業高等学校)
「琢磨」
今まで同様に仲間と高め合っていければ良いなと思い、この琢磨という字を選びました。
Q:ユニホームに袖を通しての気持ちは?
実感はもちろん、これからもがんばっていこうという気持ちが沸いてきました。
Q:アピールポイントは?
強気のピッチングがアピールポイントなので、インコースを攻めて強い気持ちでピッチングしていきたいです。
ピンチであっても攻めていきたいなと思います。
Q:三浦監督から学びたいことは?
技術面はもちろん、マウンドでの立ち居振る舞いなども教えていただきたいです。
Q:「ハマの〇〇」何と呼ばれたいですか?
「ハマのサウスポー」と呼ばれるくらい、横浜を代表する左投手になれれば、と思います。
Q:来シーズンの目標を教えてください。
まだまだ足りないところが多いのですが、早く一軍に上がって、チームの優勝に貢献できたら、と思います。
石川 達也(いしかわ たつや)選手(背番号101、投手、法政大学)
「感謝」
ここまで野球をやらせてくれた両親への感謝の気持ち、指名してくれたDeNA、応援してくださった方・支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れずにこれから頑張っていきたいと思います。
Q:ユニホームに袖を通しての気持ちは?
小さいころからの夢だった野球選手になれたんだなと思ったのと同時に、これからは夢を与えられるような選手にならないとな、という責任も沸いてきました。
Q:アピールポイントは?
ピッチでも動じずに淡々と投げる、というのを心掛けているので、そこを見ていただけたら、と思います。
育成選手なのですが、支配下に上がってベイスターズの顔となれるような選手になりたいです。
Q:三浦監督から学びたいことは?
制球面や練習への取り組みなどを教えていただきたいです。
Q:「ハマの〇〇」何と呼ばれたいですか?
考えたのですが、頭が真っ白になって…「ハマのたっちゃん」でお願いします。
Q:来シーズンの目標を教えてください。
1日でも早く支配下に登録されて、一軍のマウンドに立てたら、と思います。
加藤 大(かとう だい)選手(背番号102、投手、横浜隼人高等学校)
「信頼」
横浜隼人高校の校訓が「必要で信頼される人となる」なので、横浜DeNAベイスターズでも必要で信頼される投手になりたいと思い、この言葉を書きました。技術も体力もチームでは一番下なので、一歩ずつ階段を上っていきたいと思います。
Q:ユニホームに袖を通しての気持ちは?
責任感、不安感、ワクワクした気持ちが出てきました。そして、子どもたちに夢と希望が与えられるような選手になっていきたいと思います。
Q:アピールポイントは?
自分のアピールポイントは球威のあるまっすぐなので、三浦大輔監督のようにコントロール、制球力、ボールの質を高めていきたいなと思います。
役割を任せられたところで、しっかりと自分の力を発揮していきたいと思います。
Q:三浦監督から学びたいことは?
ボールコントロール、心のコントロールなど、三浦監督のすべてを学びたいなと思っています。
Q:「ハマの〇〇」何と呼ばれたいですか?
三浦監督と同じ「大(だい)」がついているので、「ハマのだいちゃん」と呼んでいただけたらうれしいなと思います。
Q:来シーズンの目標を教えてください。
チームで一番へたくそだと思うので、一歩一歩階段をのぼって、まずは支配下に。そして試合に出たら、チームが日本一に導けるような選手になりたいと思います。
新たな戦力が加わった、横浜DeNAベイスターズ。リーグ優勝、日本一となり、横浜・神奈川が盛り上がることを期待します!
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