横浜ウォッチャー

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横浜DeNAベイスターズ、2024年シーズンスローガンは「横浜進化」新ビジターユニフォームで出航

クルーズ船「マリーンルージュ」にて

横浜DeNAベイスターズが2024年1月29日に「新ビジターユニフォーム&2024年シーズンスローガン発表会」をクルーズ船「マリーンルージュ」で開催。三浦大輔監督、牧秀悟選手、東克樹選手、山本祐大選手がともに乗船したファン100名に語った新ビジターユニフォームの印象や、今シーズンにかける想いを取材させていただきました。

 

 

 

「波形」をモチーフにした新ビジターユニフォーム

新ビジターユニフォームを着用した牧選手、東選手、山本選手

新ビジターユニフォームを着用した牧選手、東選手、山本選手

2023年シーズンより新しくなったホームユニフォーム同様、新ビジターユニフォームにもベイスターズの伝統を継承するストライプが活かされています。ストライプに波形を組み合わせ、新しいビジターユニフォームを象徴するモチーフとして使用しています。

ランウェイで新ビジターユニフォームを披露する山本選手

ランウェイで新ビジターユニフォームを披露する山本選手

この波形には2つの意味があります。

1つは横浜を象徴する海を表す波。幕末、日本が大きく変わるきっかけとなった横浜には海が身近にありました。それがこの地のプライドでもあります。変化の地・横浜のプライドを胸に新たな歴史を築いていくという姿勢が表現されています。

背番号を見せる山本選手

背番号を見せる山本選手

もう1つは、ファンからの声援。ハマスタ(=横浜スタジアム)で波のように押し寄せる声援はチームの力となり、それが確実にチームを勝利に後押しします。この声援をビジターユニフォームにのせ、敵地でもファンとともに戦い、頂点を目指すというビジョンを表現しています。

ランウェイで披露する東選手と牧選手

ランウェイで披露する東選手と牧選手

「波」がモチーフとなっていることから、クルーズ船「マリーンルージュ」が初お披露目の場として選ばれたようです。

三浦監督と3選手の新ビジターユニフォームの印象は?

スクリーンが上がると三浦監督が登場

スクリーンが上がると三浦監督が登場

発表会では、牧秀悟選手、東克樹選手、山本祐大選手が新しくなったビジターユニフォームを着て登場。レッドならぬ、ブルーカーペットが敷かれたランウェイを歩き、登壇。

3選手のユニフォーム姿を見た印象を聞かれた三浦監督は「かっこいいですね。3選手とも似合ってます。ビジターユニフォームが変わるということで、前回がかっこよかったら今回どうなるのかなと思っていましたが、いろいろな意味が込められたデザインになりましたね」とコメントしました。

山本選手のユニフォーム姿をチェックする東選手

山本選手のユニフォーム姿をチェックする東選手

ベストバッテリー賞に輝いた東選手と山本選手。お互い、似合っているかどうか司会者に聞かれ、東選手は山本選手のユニフォーム姿をマジマジと見つめ、「非常に似合ってると思います。スタイルもいいんで。今シーズンは打率3割ぐらい残してくれそうな雰囲気を醸し出してると思います」と期待を込めました。

東選手のユニフォーム姿について語る山本選手

東選手のユニフォーム姿について語る山本選手

それに対し、山本選手も東選手のユニフォーム姿をじっくり監察すると「東さんもスタイルがすごくいいのですごく似合ってます。このユニフォームで勝ってくれるので、そこを見てほしいと思います」と返答。

そんな東選手は新しいビジターユニフォームの印象について「シンプルでかっこいい。色合いも派手過ぎず、横浜らしさが出ていると思います」とコメント。続けて、「ビジターといえばコレ、というイメージを残したいですね。心機一転、がんばります」と、意気込みを語りました。

東選手に「スタイルがいい」と褒められた山本選手は、143試合出られる身体づくりを目指し、下半身を重点的に鍛えたのだとか。記者の囲み取材で、86kgから91、2kgに体重を増やし、新しいユニフォームのサイズをアップしたことを明かしてくれました。

キャプテンマークも「波」がモチーフ

キャプテン就任について意気込みを語る牧選手

キャプテン就任について意気込みを語る牧選手

今シーズンからキャプテンとなり、ユニフォームにキャプテンマークが入った牧選手。そのキャプテンマークのデザインは、いくつかあるものの中から牧選手が選んだそう。

キャプテンマークを胸に活躍を期待!

「4種類くらいあったんですけど、もうパッと見で、一目惚れで選びました」と、牧選手。司会者がどこに惚れたかさらに突っ込むと「そうですねぇ……強そう」と回答。よく見るとキャプテンマークも「波」がモチーフとなっています。このキャプテンマークを胸に、ますます活躍して欲しいですね!

2023年シーズンのスローガンは「横浜進化」に

2024年シーズンスローガン「横浜進化」

続けて、2024年シーズンのスローガン「横浜進化」も発表されました。

「横浜進化」に決めた理由を語る三浦監督

「横浜進化」に決めた理由を語る三浦監督

「横浜進化」とした理由について、三浦監督は「監督になってから、チームとして成長はしてきていますが、(昨シーズンも)目標には届きませんでした。今までやってきたことは間違いではないけれども、やっぱり目標に上り詰めるためには成長にプラスして、もっともっと進化していかないと。それも選手だけでなく監督・コーチ・スタッフ、チーム全体もそうですし、ファンの皆さんも一緒に横浜DeNAベイスターズが進化していかないといけない、進化した先に俺たちの目標があるという想いを込めました」と説明しました。

今シーズン進化したいこと

フォトセッションの様子

フォトセッションの様子

スローガンにちなんで、司会者が3選手に今シーズン”進化”したいことは何か、聞きました。それぞれ次のように回答。

「『これまででいい』と思ったその瞬間、もう選手として終わってしまいます。1年ごとに昨年の成績を上回るという成長、進化していく気持ちを常に忘れないという意味で、このスローガンはすごくいいと感じました。個人として昨年よりも進化して、今シーズンを臨みたいと思っています」(牧選手)

「現状維持は退化だと思うので、常に『進化できる』『進化する』という強い気持ちを持って頑張っていきたいなと。僕自身だけでは進化できない部分があるので そこは祐大(山本選手)と2人で頑張っていきたいと思います」(東選手)

「僕自身、今年さらに一皮、二皮むけるようにやりたいですし、東さんがいってましたが、現状維持は退化なので、チャレンジしながら、いろんなピッチャーを引っ張ってチームの勝ちに貢献したいと思ってます」(山本選手)

クルーズ船「マリーンルージュ」にてフォトセッション

クルーズ船「マリーンルージュ」にてフォトセッション

最後に、3選手と三浦監督が今シーズンにかける意気込みを語り、発表会は終了しました。

「今シーズンからキャプテンをやりますけど、昨年まで佐野さんが築いてくれたものを継承しつつ 自分らしいものをつくっていきたい。自分が入団してから3年間、すごい悔しい思いをして、もう負けたくないなっていう気持ちが強いので、キャンプから個人よりもチームのことを優先して、優勝を目指して頑張っていきたいと思います」(牧選手)

「今永さんが抜けて、ベイスターズの投手陣が弱くなったと言われないように。チームの柱としてしっかりローテーションを守り、チームの優勝に貢献できるように頑張っていきたいと思います」(東選手)

「ここにいる皆さん、そしてここにいない全国にいる横浜DeNAベイスターズファンの皆さんに優勝を届けられるように、(キャッチャーは) 勝利に直結するポジションなので、本当に勝ちを貪欲に取りにいきたいと思って今年はやっていきます」(山本選手)

「新しいビジターユニフォームで、ホームだけではなく、ビジターでもしっかりと勝ち星を重ね、ここぞという試合でしっかりと勝ち切って自分たちの目標に向かって邁進していきます。皆さんの声援が選手に力を与えてくれます。1年間熱いご声援よろしくお願いいたします」(三浦監督)

2024年シーズンこそ、横浜優勝目指してエールを送りたいと思います!

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