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ラー博・一風堂1994「一風堂クロニクル」第2弾は「赤丸新味1996」!赤丸新味と食べ比べてみた

ラー博「一風堂1994」で期間限定で提供した「赤丸新味1996」

ラー博「一風堂1994」で期間限定で提供した「赤丸新味1996」

新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博)の「あの銘店をもう一度」プロジェクト94年組 第6弾として、2024年5月12日まで「一風堂1994」が出店しています。“一風堂クロニクル”第2弾として、2024年3月8日から4月20日まで提供の「赤丸新味1996」を食べることができました。現在、一風堂で提供している「赤丸新味」と食べ比べてみましたので紹介します。

 

 

 

“一風堂クロニクル”について

一風堂クロニクルのメニュー

一風堂クロニクルのメニュー

「一風堂」は創業者 河原成美(かわはらしげみ)さんが1985年に福岡・博多で開業したラーメン店。現在は15ヵ国279店舗(2023年9月現在)を構えるまでに成長を遂げました。世界の「一風堂」といって過言はないでしょう。

しかし、ラー博に出店した1994年の時点では博多の大名にある本店1店舗しかありませんでした。ラー博に出店した経緯などの詳細は「All About ニュース」の記事をご参照ください。

news.allabout.co.jp

“一風堂クロニクル”は一風堂の39年間の歴史の中でエポックメイキング (新時代を開くような存在) となったラーメンを限定復刻販売するという企画。ラー博の出店期間中、今では食べることの出来ない様々なメニューが復活することになっています。

第1弾「江戸式醤油ラーメン1985」に続く、第2弾が「赤丸新味1996」(税込1050円)で、2024年3月8日から4月20日まで提供していました。

「赤丸新味」は「白丸元味」と並ぶ「一風堂」の看板メニューです。創業当時は「ふつう」「中」「上」があり、それぞれ具材が豪華になっていくという構成だったそう。

「ふつう」「中」「上」に変わる新しい符丁(ふちょう=商品を表す隠語)として、「赤」「白」という言葉が浮かんだと河原さんは振り返ります。丼は丸いから「白丸」「赤丸」、そして白丸は原点の味なので「白丸元味」、赤丸は新しい味を作るということで「赤丸新味」が1996年7月に誕生しました。

現在の「赤丸新味」を食べてみた

「赤丸新味」(税込980円)

赤丸新味(税込980円)

「一風堂」は横浜市内に6店舗あります。そのうちの一つ、横浜ポルタ店へ。テーブルの上にあるタブレット端末で「赤丸新味」(税込980円)をオーダーしました。「赤丸新味」は赤色の丼に入って出てきます。

赤丸新味

実はこれまで「一風堂」では、「白丸元味」しか食べたことがなかったため、「赤丸新味」を食べたのは今回が初めて。「白丸元味」に比べると、スープは深みがあり、より豚骨感が感じられます。

赤丸新味

そして、ガーリックを効かせた香油と、特製の辛味噌をスープに溶かすとスパイシーに味変します。麺は、小麦が香る風味豊かな麺(切刃20番)を使用。トッピングは、一枚肉の厚切りチャーシュー、醤油で味付けした木耳、青ネギ。

1996年当時の「赤丸新味」は今よりマイルドだった?

赤丸新味1996(1050円)

赤丸新味1996(1050円)

今回のラー博出店では、全期間(一部日程を除く)を通して、創業者・河原成美さんが厨房に立っています。私が訪れた日も河原さんの威勢の良い声が店内に響いていました。

「赤丸新味1996」は1996~1998年に提供していた味を再現。ベースとなっているのは100%豚頭のみを使用した豚骨スープです。前日から下処理の工程を経て12時間かけて丹念に炊き上げ、臭みがなく、すっきりと飲みやすく、深い味わいとなるように仕込んでいます。これに今回のために仕込んだ特製チャーシューのつけ汁を加えられているとのこと。

リニューアルを感じた「赤丸新味1996」

リニューアルを感じた「赤丸新味1996」

横浜ポルタ店で食べた「赤丸新味」と比べ、なめらかな味わいで、豚骨のパンチはややマイルドに感じます(あくまで個人の感想)。その分、麺の風味を楽しむことができました。トッピングは現在の「赤丸新味」と同様、チャーシュー、木耳、青ネギ。

あらためて、「赤丸新味1996」と今の「赤丸新味」を食べ比べてみることで、1996年の誕生からリニューアルを重ね、進化していることを実感できました。

「一風堂1994」の出店はいよいよ5月12日まで。「まだ食べていない」という方はぜひお早めに。

新横浜ラーメン博物館 概要

住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
入場料:大人450円、小中高生・65歳以上100円 ※このほか、6ヶ月パス(500円)、年間パス(800円)があります
営業時間:平日 11:00~21:00、土日祝 10:30~21:00 ※変動する場合あり
アクセス:JR新横浜駅より徒歩5分、横浜市営地下鉄 新横浜駅9番出口より徒歩3分
URL:https://www.raumen.co.jp/

 

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