毎年恒例の横浜DeNAベイスターズの必勝祈願が2024年2月28日に横浜スタジアム(ハマスタ)で開催されました。三浦大輔監督と牧秀悟キャプテンが「必勝だるま」に目入れを行ったので、その様子をレポートします。
横浜DeNAベイスターズの必勝祈願について
2022年から横浜スタジアムで行われている必勝祈願。横浜総鎮守である伊勢山皇大神宮の神職をハマスタに招き、ファンとともにチームの必勝を祈願します。
この必勝祈願には、南場智子オーナーら球団幹部とスタッフ、三浦大輔監督と選手が参加。もちろんDB.スターマン、DB.キララ、BART&CHAPYもいます。
選手全員がハマスタに集まるのは2024年になってから初めてのこと。ファンは無料でハマスタに入場でき、スタンドから必勝祈願を見守りました。
神事は厳かな雰囲気で執り行われ、宮司が祝詞を奏上すると、選手らは引き締まった顔で聞き入っていました。
阿久津宮司が「選手の皆さまにおかれましてはキャンプの成果が形となって現れますよう、祈念申し上げます。三浦監督におかれましては、阪神・岡田監督のように『アレ』とかおっしゃらず、高らかと『優勝』と宣言いただき、横浜の空に高々と優勝フラッグを掲げていただければと思います」とあいさつすると、スタンドからは大きな拍手が沸き起こりました。
続いて、三浦監督がファンに向け「今日は必勝祈願にお集まりいただきありがとうございます。今年のチームスローガン『横浜進化』のもと、進化し続けていきます。1年間、よろしくお願いします」と、必勝を誓いました。
監督とキャプテンが「必勝だるま」に目入れ
必勝祈願の開始前、ハマスタ4ゲート付近に「必勝だるま」が登場。来場したファンが黒いシールで、チームへの思いを込めながら左目に目入れをしました。ファンが目入れをした「必勝だるま」は祈願中、祭壇近くにお供えされ、祈願が終わると、三浦監督と牧選手も目入れを行いました。
三浦監督は「優勝を勝ち取れるように、全員が同じ方向を向いて戦っていけるように、と願いを込めました。98年以降、お待たせし続けているのでね、なんとしても今年こそは優勝という思いでおります。オープン戦では失敗してもいいのでどんどんチャレンジしていって、シーズンに備えたいと思います」と、2024年シーズンにかける思いを報道陣に明かしてくれました。
牧選手は必勝祈願を終えて、「身が引き締まるというか、これから始まるんだなという気持ちになりました。キャンプでは若手とのコミュニケーションを第一に取り組みました。チームもいい感じできています。この1カ月は強いチームづくりの大事な準備期間として臨んでいきたいなと思います」と、力強くコメントしました。
3月29日のセ・リーグ開幕に向け、オープン戦での選手の活躍に注目したいと思います。
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