
2025年11月27日、そごう横浜店地下2階に「萬珍樓茶房(マンチンロウサボウ)」がオープン。同店は横浜中華街の老舗「萬珍樓」グループが手がけるカジュアルなカフェ&ショップで、萬珍食品 横浜工場で製造された、点心や焼き菓子を気軽に楽しめます。どのような店舗なのか、取材させていただきました。
「萬珍樓茶房」について

「萬珍樓」は横浜中華街の顔ともいうべき老舗高級中華料理店。横浜が開港して間もない1892年から、日本に広東料理を伝えてきました。
「萬珍樓」が大切にしてきた「医食同源」の理念をそのままに、日々の生活に心地良さと安心をもたらす、中国茶とスイーツを中心とした新しい食のスタイルを提案するため、「萬珍樓茶房」という新たなカフェブランドを立ち上げました。

そごう横浜店には、同じく地下2階に、2025年7月、お惣菜を販売する店舗を出店しており、今回の「萬珍樓茶房」は和菓子コーナーの一角にもう1店舗出店する形となります。
シノワズリデザインのイートインカフェを併設

イートインカウンター(7席)を併設したショップは、フランスで17世紀半ばから18世紀にかけて流行したシノワズリ(=中国趣味)をイメージした、スタイリッシュな空間となっています。
ジャスミンティーを思わせる上品なグレイッシュブルーを基調とし、ヨーロッパの視点で表現された中国風デザインを取り入れ、リゾート感のあるラタンやナチュラルウッドがアクセントとなっています。

ブランディングとトータルデザインは、イタリア生まれで横浜を拠点に活躍するデザイナーズチーム「ALTOCAMPO COMPANY(アルトカンポカンパニー)」が担当。同社は横浜・本牧で「桜山ホテルカフェ」を運営していることから、おいしくて見た目にも美しいメニューの開発も共にすすめたとのことです。

萬珍食品の社長・林 泰成さんは「お買い物のついでに、萬珍樓自慢の点心の味を知っていただければ。若い方にも足を運んでいただけるよう、多くのカフェプロデュース、運営の実績のある『ALTOCAMPO COMPANY』さんにブランディングを依頼しました」と、話します。赤×黒×金を基調とした「萬珍樓」とはまた違う趣で、新たなブランドであることが感じられます。

看板メニューは「飲茶のミニアフタヌーンティー」

「萬珍樓茶房」の看板メニューは、鳥かご型のスタンドに点心と華やかなスイーツが盛り付けられた「飲茶のミニアフタヌーンティー」(税込2500円)。さっそく食べてみました。
レジでオーダーと支払いをすませてから席に着きます。中国茶は好きな有機茶葉が選べます。白桃烏龍茶、牡丹茶、龍井(ろんじん)緑茶、雲南紅茶、プーアル茶、金駿眉(きんしゅんび)紅茶(+100円)の6種類。雲南紅茶を選びました。

ほどなくすると、中国茶がポットで運ばれてきました。「差し湯もできます」とのこと。雲南紅茶は渋みがなく、甘みを感じる紅茶でした。こんなに上質な中国茶をイートインで味わえるとはうれしい限りです。お茶をいただきながら待っていると、スタンドが登場。

ティーフードは「点心3種」「ミニ肉饅」「ミニ餡饅」「エッグタルト」「マンゴー杏仁豆腐」です。少しずついろいろ、萬珍樓の味を楽しめるのが◎!

驚いたのが、「エッグタルト」。中にカスタードと餡子が入っていました。この餡子は月餅に使われているものですが、プリンのカラメルのようなゆるさに調整されていて、カスタードとの相性が抜群でした。
もうひとつ驚いたのが、「マンゴー杏仁豆腐」。萬珍樓の絶品マンゴープディングと杏仁豆腐が一度に味わえるではありませんか! 上にはソフトクリームとソースがトッピングされていて、混ぜるとシェイクのように。
ほどよいボリュームで大満足の内容でした。

このほか、パイナップルケーキやナッツの五目月餅がセットになった「ミニスイーツアフタヌーンティ」(税込1650円)や「豚の骨付きスペアリブ豆鼓蒸しご飯」(税込1500円)などご飯もの2種、中国茶6種、デザートドリンク各種、ミニソフトクリームパルフェなどのスイーツメニュー各種がイートインで楽しめます。

デザートドリンクや蒸したての萬珍樓肉饅・餡饅(各 税込500円)はテイクアウトで購入できます。
オリジナルデザインのパッケージがおしゃれ!

ギフトコーナーでは、薬膳コンセプトを取り入れたスイーツや有機中国茶葉が並んでいます。

黒糖や干し柿を思わせる深い甘みとねっとりとした食感が特徴の「ナツメ」を使用したチョコレートクッキーや陳皮と山査子のグミ、いちごのスノーボールクッキーのほか、小ぶりなサイズの萬珍樓の月餅や杏仁酥(中華クッキー)などが購入できます。

「萬珍樓茶房」のためにデザインされた、グレイッシュブルーのパッケージが素敵。有機中国茶の缶とお菓子を詰め合わせることもできます。

老舗「萬珍樓」の魅力がギュッと詰まった、カジュアルカフェ「萬珍樓茶房」。ランチやティータイム、ギフト選びに訪れてみては。
「萬珍樓茶房」概要
場所:そごう横浜店地下2階 食品売場
電話:045-465-2111(大代表)
営業時間:10:00~20:00(L.O.19:30)
※営業時間は、そごう横浜店に準じる
公式Webサイト:https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/topics/food-manchinro-sabo-cafe
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