横浜ウォッチャー

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ラー博「ニッポン小麦紀行」はじまる!第1弾「博多文福」味噌ジェノバはイタリア感じる味噌ラーメン

博多文福「味噌ジェノバ」

博多文福「味噌ジェノバ」

新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博)が国産小麦の奥深い魅力を「体感」と「味わい」で伝えるイベント「ニッポン小麦紀行」が2025年5月8日から始まりました。
第1弾となる「博多文福」の味噌ジェノバを食べてきました。

 

 

 

「ニッポン小麦紀行」について

ラー博は、国産小麦の需要拡大と普及を目的とし、その魅力を発信するラーメン企画「ニッポン小麦紀行」を2025年5月8日から7月2日まで開催。

期間中は、出店中の8店舗が週替わりで、それぞれの出店地域で収穫された国産小麦を使ったオリジナル麺を創作ラーメンとして提供します。第1弾(5月8日~14日)は「博多文福」の味噌ジェノバでした。

福岡県産小麦を使用したミックス麺

「博多文福」の代名詞ミックス麺

「博多文福」の代名詞ミックス麺

「博多文福」は福岡県春日市の味噌ラーメン専門店。ラー博が30周年企画の一環として実施されたラーメンコンテスト「佐野実メモリアル ラーメン登龍門2024」で優勝し、2024年8月から1年間の期間限定でラー博に出店しています。

「博多文福」が使用している福岡県産の小麦は「ミナミノカオリ」と「ニシホナミ」の2種類。ミナミノカオリ(商品名:ミナミノチカラ)は西日本で栽培できるパン用の硬質小麦品種。たんぱく質含有率が高く、パン用だけでなく、中華麺や素麺、醤油醸造原料にも適します。しっとりとして歯切れが良いのが特徴です。

ニシホナミ(商品名:むぎ笛)は低アミロース小麦として知られる貴重な福岡県産小麦。モチモチとした粘性の強い食感で、うどんに使用されることが多い品種だそう。

どちらも福岡県の鳥越製粉が手がける商品です。加水率は35%。たんぱく質含有量が高く硬質なミナミノカオリに低アミロースのニシホナミを加えることで、パスタをイメージしたモチモチ食感となっています。

今回完成した麺は「博多文福」の代名詞であるミックス麺(=太麺と細麺をミックスして提供)。太さも食感も異なる2種類の麺を同時に楽しむことができます。

味噌ジェノバは新感覚のイタリアン味噌ラーメン

味噌ジェノバ(1450円)

味噌ジェノバ(1450円)

「博多文福」のスープは豚骨主体の白湯に和だしをブレンドしたWスープ。豚骨を主体とし親鳥や香味野菜を加え、白濁させた白湯スープと、羅臼昆布、鰹の厚削り、椎茸、煮干し等からとった和だしを別々にとり、営業直前にブレンドしているそう。

椎茸はトッピングにも使われていました

椎茸はトッピングにも使われていました

味噌だれは、味噌ソムリエである店主・島津さんが厳選した福岡・長崎・信州・仙台・北海道の火入れをしない"生味噌"5種類をブレンドしたものに、全農ビジネスサポートにより開発された塩分ゼロの発酵大豆ペースト「発酵そみファ」をプラス。

国産豚のチャーシューは2種入り

国産豚のチャーシューは2種入り

味噌ジェノバのスープは、味噌スープにバジルの風味が加えられ、味噌のコクに、さわやかなイタリアンテイストが重なります。味噌とバジルが、こんなに合うとは! 味噌ラーメンだということを忘れてしまうほど。

味変アイテムのパルミジャーノチーズ

味変アイテムのパルミジャーノチーズ

さらにパルミジャーノチーズを混ぜることで、さらに味が変化します。まさに新感覚のイタリアン味噌ラーメンでした。

5月15日から5月21日までは第2弾淺草來々軒の「農林61号 醤油らぁ麺」、5月22日から5月28日までは第3弾こむらさきの「熊本県産小麦の冷やし中華」が販売予定です。

新横浜ラーメン博物館 概要

住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
入場料:大人450円、小中高生・65歳以上100円 ※このほか、6ヶ月パス(500円)、年間パス(800円)があります
営業時間:平日 11:00~21:00、土日祝 10:30~21:00 ※変動する場合あり
アクセス:JR新横浜駅より徒歩5分、横浜市営地下鉄 新横浜駅9番出口より徒歩3分
URL:https://www.raumen.co.jp/

 

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